不動産取引ガイド

0.5ミリ以上のクラック(ひび割れ)には要注意!住宅購入時の落とし穴?!

先日、東京都23区内の築37年の中古案件のインスペクションに立ち会ってきました。

室内は約1年前にリフォーム行ったばかりの物件でもありましたので、見た目で気になる箇所は無かったのですが、外壁の調査をしてみますと、かなり気になる箇所が出てきました。

それも0.5ミリ以上のクラック(ひび割れ)がかなりありました。

クラックを放置しますと、大気中の炭酸ガスや水の浸入により、コンクリートの中性化が始まり、耐久性の問題やトラブルが発生してきます。
ちなみにクラックの計測時に重要なポイントは①ひび割れの幅、②ひび割れの数・量、③ひび割れの入り方と言われます。

中古住宅購入時に室内側はしっかり確認される方は多いのですが、きちんと外壁面を確認される方は少ないように感じます。
そもそも外壁の資材の種類によって、劣化の仕方が違い、塗装で改善を図るケースが良くあります。今回はその塗装の時期の目安についてもまとめてみました。
勿論、0.5ミリ以上のクラック(ひび割れ)があった場合は、必ず補修を行い、塗装される事を強くオススメ致します。

〇金属サイディングボード(塗装の目安:10~15年):外壁面から赤サビが出てきたら要注意

窯業系サイディングボード(塗装の目安:7~8年):サイディングを繋ぐシール(コーキング剤)剥がれてきたら要注意

〇モルタル外壁(塗装の目安:10~15年):モルタルの剥離、カビ・コケの発生がある場合は要注意

〇ALCボード(塗装の目安:10~15年):チョーキング、紫外線による褪色が出てきたら要注意

〇コンクリート壁(塗装の目安:10~15年): クラック、鉄筋爆裂発生時には要注意

〇トタン張り(塗装の目安:7~8年):トタンの反り、白サビが発生してくると要注意

〇羽目板張り(塗装の目安:10~15年):変色、腐食時には要注意

いずれにせよ、目視でクラック(ひび割れ)があった場合には劣化の症状が出ていると判断し、早めに専門家に見てもらいましょう。

法人営業部 犬木 裕

***************************************************

■不動産の資産価値を即座に判断

セルフインスペクションアプリ「SelFin」

https://self-in.com/ (ご利用は無料です)
■資産となる家を真剣に考えるセミナー

http://www.rchukai.com/#!seminar/c1vy0

***************************************************

ノールックAI家電とは!?前のページ

安い物件買ったら贈与税!?気を付けておきたい中古住宅取得と贈与税の関係≪1/2≫次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入は不安でいっぱい
  2. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  3. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  4. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  5. 立地適正化計画をご存知ですか?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    夏の怖い結露の話

    私を含め家族の大半がなんらしかのアレルギーを持っています。結露は、…

  2. 不動産取引ガイド

    金利上昇局面での「住宅ローン」の選び方!

    2024年7月の日本銀行の追加利上げを受け、住宅ローンの変動金利が上昇…

  3. 不動産取引ガイド

    土地の数え方 不動産のウンチク

    突然ですが、土地の数え方をご存知でしょうか。家屋やビル等は、1…

  4. 不動産取引ガイド

    マイホームを売却して損失が出た場合の特例について

    【特定居住用財産の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例】マイホーム…

  5. 不動産取引ガイド

    「アパートバブル終息?」から学ぶ住宅購入術

    この度、日本経済新聞の記事に「アパートバブル終息?」という記事が出てい…

  1. 不動産取引ガイド

    住宅ローンで「変動型」を選択される方の注意事項!
  2. お金・ローン・税金

    2022年9月 フラット35金利のご案内
  3. 不動産取引ガイド

    マンションの共有部分とは?
  4. 不動産取引ガイド

    買った家に一生住み続けなければならないって重たくないですか?
  5. 不動産取引ガイド

    二世帯住宅を親子で購入する前に 気を付けておいて欲しいこと
PAGE TOP