マンションを購入する場合に耳にするのが「敷地権」という言葉です。
マンションも建物ですから、土地がないと建物は建ちませんね。このマンションの底地の権利を「敷地権」と呼びます。
戸建ての場合、登記記録は土地と建物で分かれているため、それぞれ名義変更の手続きをしなければなりません。
ところが、マンションの場合は、各住戸(例:〇号室)の登記記録の名義変更をするだけで、土地についても名義変更があったとみなされるようになっています。
これは、マンションの場合、1つの土地をマンションの居住者全員で共有していることになるため、土地についての登記変更を必要とすると、記載が複雑になりわかりにくくなってしまうためです。
そのため、各部屋の登記記録だけを書き込むようにして、土地については建物を参照するだけ、という方法になっています。
しかし、この「敷地権」という制度が導入される前の古いマンションの場合ですと、そのまま土地に膨大な情報が記録されていることになっています。
パソコンで登記情報を取得しようとしても「情報量オーバー」でエラーになってしまうケースがあります。
また、実際に法務局で取得しようとしても、弁当箱のような厚さの紙束が出てきてしまうケースもあります。
名義変更をする際にも、土地と建物でそれぞれ登記を申請しなければなりませんので、色々と手間や時間がかかってしまいます。
古いマンションの購入には、減税が使えない等のデメリット以外にも落とし穴が潜んでいることがありますので、ご注意ください。
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