不動産取引ガイド

減税措置の期限切れ間近!土地取引コストが770億円上昇も!?

平成31年度の税制改正に向けて、租税特別措置法の延長ついての要望が提出されています。

土地を取得する際にかかる「登録免許税」については、本則では土地評価額の2%であるところ、時限立法により土地評価額の1.5%にする、との軽減措置がなされています。

この軽減措置の期限が、平成31年3月31日となっているのです。

土地取引件数は、いわゆるリーマンショックを契機として、平成23年には114万件にまで落ち込みました。

しかし、その後の景気政策等により、平成29年には132万件にまで回復しました。

政府は平成32年にはこれを150万件にまで上昇させたいという目標を設定しています。

その取引件数上昇のための手段としては、取引コストの軽減が欠かせません。

そこで、来年度以降も登録免許税の軽減措置を延長させる、という要望が出されているようです。

この登録免許税軽減に係る税収入の減少見込額が約770億円と想定されています。

国としては、税収入の減少と、取引の活性化を天秤にかけながら判断していくことになります。

特に戸建て購入を検討されている方は、注意が必要です。

戸建ての場合には、マンション以上に取引における土地の要素が大きくなります。

軽減措置が延長されなかった場合には、登録免許税が10万円近く上昇することも考えられますので、税制改正の動向についてはアンテナを張っておくと良いかもしれません。

不動産購入に関しては、こうした登録免許税の軽減や、住宅ローン減税、住宅取得資金贈与の特例など、数々の優遇措置が設けられています。

ただ、どれも期限のある措置ですので、タイミングを逃さないよう情報取集を心掛けていきましょう。

怪しい緑と水の関係前のページ

スルガ銀行のシェアハウス問題から学ぶ住宅ローンの考え方次のページ

ピックアップ記事

  1. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  2. 住宅購入は不安でいっぱい
  3. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  4. 危険な場所は 地形図で見分ける
  5. 住宅購入と 生涯の資金計画

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    インテリアカラーはどうやって決める?

    家具も家電もない真っ新な住居で1からインテリアカラーを決めて行く場合、…

  2. 不動産取引ガイド

    契約時に払う『手付金』とは何か? 何に注意をすればよいか?

    不動産購入の売買契約を結ぶ際に、買主は売主に対して「手付金」というもの…

  3. 不動産取引ガイド

    進化するマンション管理 資産価値を守り高める新時代の管理体制とは?!

    マンションを取り巻く環境は大きく変化しています。築年数の経過による…

  4. お金・ローン・税金

    住宅ローン控除額が増える事もあります。

    夫婦共有名義にし、各人の名義で住宅ローンを借り入れ出来れば、夫婦それぞ…

  5. 不動産取引ガイド

    木材価格の更なる高騰!戸建てを検討されている方は買うと決めたら早めに動いた方が良さそうです

    新型コロナの影響から木材価格が高騰しウッドショックと言われるほどの大き…

  6. 不動産取引ガイド

    今年家を購入された方は確定申告の準備を!

    今年家を購入してお住まいになられている方は住宅ローン減税の申請の準備を…

  1. 不動産取引ガイド

    既存住宅状況調査技術者をご存知ですか?!インスペクションのご相談はリニュアル仲介…
  2. 不動産取引ガイド

    リフォームと建て替えどっちにしますか?
  3. 不動産取引ガイド

    年末に実家に帰省したらやっておきたいこと
  4. 不動産取引ガイド

    不動産を複数で取得した場合の「持分」の決め方について
  5. リニュアル仲介通信

    平成26年12月 過去の取引事例から不動産の「価値」を見定めましょう。
PAGE TOP