不動産取引ガイド

「地鎮祭」って何をする行事なのか?

地鎮祭とは、工事を着工する前にその土地の鎮守の氏神を祭り、工事の安全を祈願するために行う儀式のことです。

これに参加するのは、建築主とその家族、監理者、施工者、工事に関わる棟梁・職人などです。

建物を建てる土地や、土木工事をする土地の氏神様の神主をお招きして地鎮祭をとりおこないます。

お供え物をし、祝詞をあげ、お払いをして浄め、お施主様が初めてその土地に鍬(くわ)や鋤(すき)を入れます。起工式と同時に行われる場合もあります。

もともとはその土地の氏神様を祀っている神社が地鎮祭をしていましたが、近年では氏神、産土神、鎮守の神が同一視されるようになってきており、最も近い場所にある神社に依頼することが多くなってきています。

▼地鎮祭の日取り…地鎮祭は慣例的には吉日を選んで行なわれることが多いようです。

地鎮祭の日取りを決める際にいわゆる「地鎮祭の吉日」とされるのは、大安、先勝(または友引)の日です。施主と施工会社で相談の上、大安または先勝(または友引)の日を選び、午前中に行います。

神社への予約、飾り付け等の手配や準備は施工会社に依頼するのが一般的です。出席するのは、施主、施工会社、工事関係者、神職です。

▼ 地鎮祭は、棟梁、鳶、設計者、施工者など家作りに携わる人間が、お施主様と顔を合わせる機会でもあり、きちんと挨拶ができる場でもあります。
職人さんたちも、どんな人が住むのか知らない家を作るよりも、お施主様の顔を思い浮かべながら作業するのとでは、良い家を建てるための思い入れに違いが出てきます。
ご家族の思い出にもなりますので、家族の絆を深め、大切な家に対する思いの原点になる、意義のある儀式として行いましょう。

以上、エージェント中田でした。

相続が変わる。不動産は「所有」と「居住」へ前のページ

2019年1月 地震保険料改定次のページ

ピックアップ記事

  1. 立地適正化計画をご存知ですか?
  2. 土地価格の相場を知る方法
  3. 住宅購入は不安でいっぱい
  4. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  5. 住宅購入と 生涯の資金計画

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    戸建住宅を購入する前に、修繕費はいくらぐらい必要?!

    ■戸建て住宅は築15年頃から修繕が必要となる?!戸建て住宅を購入し…

  2. 不動産取引ガイド

    自宅の建替えには開発許可が必要!?

    これは我が家の話です。物件を探す際に販売図面の都市計画の欄に「市街…

  3. お金・ローン・税金

    大手銀行 2月の住宅ローン金利引き下げ

    1月に続いて、2月も大手銀行をはじめ金融機関が住宅ローン金利を引き下げ…

  4. 不動産取引ガイド

    どうなる今後のマンション価格!?物件価格と金利の影響についても

    ・マンション価格の中期予測(一財)日本不動産研究所が、東京23…

  5. 不動産取引ガイド

    災害に備えた家づくり

    昨今の豪雨による洪水や地震、竜巻などの自然災害が起きていることを考…

  6. 不動産取引ガイド

    防火地域の建物

    最近近所で火事がありましたがいまだ現場はそのままの状態で放置されていま…

  1. お金・ローン・税金

    「つなぎ融資」の注意点
  2. 不動産取引ガイド

    2023年を振り返る 金利上昇リスクに翻弄された1年でした
  3. 契約関係

    共有状態の不動産を分割する方法
  4. リニュアル仲介通信

    平成26年8月 建物インスペクションを いつ実施すればよいのか?
  5. 不動産取引ガイド

    住宅購入時に把握しておきたい仏壇の向きについて
PAGE TOP