デザイン

間取りの再構築で快適空間を

築42年の木造戸建てを耐震補強で再生!
耐震改修設計に基づいた安心の大空間を実現!
ターミナル駅へ乗り換えなしで移動できる路線で、駅徒歩10分圏内の物件を探していたTさん。もともと別の物件を検討していたのですが、リニュアル仲介で建物インスペクションを実施した結果、思った以上に改修費用がかかることがわかり、一旦購入を諦めた経緯があります。

そんなTさんが選択したのは昭和47年築の古い戸建て住宅。「築年数が古い物件だから不安だった」と取引当初を振り返ります。

今回の物件も建物インスペクションの結果、耐震診断の評点は0.3。家屋の劣化も随所に見られました。必要な耐震補強は13ヶ所にもなります。ところが、建築会社との打ち合わせの結果、間取り変更や内装リフォームの箇所にあわせて補強工事を実施し、水廻りの改善工事のついでに指摘された劣化事象も解消するなど、効率のよい改修工事で、なんとか予算内に収まることがわかり、この物件の購入に踏み切りました。

リフォームのポイントはLDKです。もともと台所、和室、広縁と細かく区切られた間取りでしたが、一つの大きなLDKへ。天井を高くし、床は無垢材のフローリングにしました。また、狭かったお風呂のスペースを確保するために、一部増築も行い最新のユニットバスを設置しました。このような一見大胆な間取り変更も木構造に詳しいリニュアル仲介の建築会社ならではのリフォームです。確かな技術に裏付けされた安心の住空間が実現しました。もちろん耐震基準適合証明書も発行され、住宅ローン減税もバッチリです。(耐震基準適合証明書についてはこちらもあわせてご覧ください

全体的に仕上がりに満足なTさんですが、水廻りが一体となって動線がよく、快適に過ごせるLDKが特に気に入っているそうです。

浴室スペースを増築で確保

 

外構改修で駐車スペースを新設しました

腐朽した土台と対処療法的に設置された束

増築で確保したスペースに 最新のユニットバスを設置

独立した台所からカウンターキッチンへ

 

細かく仕切られていた間取りを一体のLDKへ

平成26年11月 中古戸建てで必要な耐震基準適合証明書とは?前のページ

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