最近、見かけてとても気になっていたので調べて見ました。
ガラスで囲まれたガーデンルームのことをいいます。 フランス語のConserve(保存)に由来し、18世紀頃に南欧から持ち帰ったフルーツの保存場所として建てられたのが始まりと言われています。 イギリスでは植物のための温室として発展し、やがて生活空間の中に取り入れられるようになりました。
コンサバトリーの種類
ヴィクトリアン
イギリスのビクトリア王朝の伝統的なスタイルをイメージしていることからこの名が付けられています。多角形(正面5面)の屋根がついていて、建物全体が多角形構造の独特なコーナーを描いています。とても優雅で気品あふれる建物で、お城の一部のような美しいたたずまいが魅力です。
エドワーディアン
イギリスのエドワード王朝時代をイメージした建物で、「ヴィクトリアン」と異なり、四角形の形をした伝統的で男性的なスタイルが特徴です。「ヴィクトリアン」が状王様のような気品をたたえた建物だとすれば、「エドワーディアン」は王様のような威厳と貫禄のあるスタイルだといえるでしょう。
空間は広く開放的です。寄せ屋根や四角形の構造が日本の建物にも馴染みやすく、バランスがよいのがメリットです。空間が四角形なのでスペースをムダなく使うことができるのもよい点でしょう。
リーントゥモデル
片流れの屋根がついているのが一般的で、サンルームに最も近い建物といえるかもしれません。太陽の光をたくさん取り込むことができるのが特徴です。デザインとしては非常にシンプルで、日本のどのようなスタイルの住宅にもマッチするのがメリットです。後から住まいに追加して造る場合でも、このタイプであれば従来の外観を大きく変えることなく造ることができるでしょう。
現在、日本で見られる利用例
リビングの延長にコンサバトリースペースを設けることで、リビング空間を広々と使う
マンションのベランダを活用してコンサバトリースペースを設ける
家の離れとして設置すれば、独立した趣味の部屋として利用するなどでした。
コンサバトリーの価格相場は?
価格相場は、コンサバトリーのタイプや大きさの違い、オプションのつけ方などによって、価格が大きく変わってきます。
コンサバトリーの建材は輸入できるようになっており、150~300万円程度のコンサバトリーが多く利用されているそうです。
自然を近くに感じることができる一方、機能性に優れ美しい景観やおしゃれを楽しむことができるコンサバトリーは、感性豊かな暮らしの一助となっています。200年経った今でも愛され続ける理由がここにあります。
いかがでしょうか、リビングなどの改装を計画されている方は参考にしてみてください。
私は虫などが大嫌いなので安心して出られる自宅の庭に取り入れられるといいなと思いました。
リニュアル仲介、渡辺でした。