不動産取引ガイド

自由にリフォームができない!?~住民協定、建築協定~

今回、お客様にご案内した物件の販売図面に、「住民協定あり」という記載がありました。
お客様からもご質問がありましたので、改めて住民協定についてまとめてみました。

自治会等によって、利便性の向上や、土地の環境を改善する目的で、住民の間で自主的に法律が定める基準以上の基準や土地・建物についての取り決めを定めている地域があります。

こういった取り決めを「住民協定」や「建築協定」といいます。

具体的には、土地を細かく分けることを禁止したり、景観を損なうような建物の建築の禁止、壁の色や素材を制限しているケースがあります。

こういった協定区域内では自由なリフォームができないなどのデメリットもありますが、統一的な街並みを形成することや、環境の保全に役立っています。

協定で取り決めされている内容は、その市や協定ごとによって様々です。

購入を検討中の物件チラシに「〇〇協定」の文字がありましたら、まずはその内容をしっかり調べてみましょう。

———————————————–

「資産となる家を真剣に考えるセミナー」

・マーケットを知る
・資産性とは何か
・リスクを考える
・減税・補助金
・私達ができること

↓ 詳細はコチラ ↓
http://www.rchukai.com/#!seminar/c1vy0

———————————————–

大人気『ポケモンGO』、AR技術を活用したアプリが不動産業界を変革する?!前のページ

『中古住宅 瑕疵(かし)保険』売主側のメリットは?≪中古住宅の保証 その③≫次のページ

ピックアップ記事

  1. 危険な場所は 地形図で見分ける
  2. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  3. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  4. 立地適正化計画をご存知ですか?
  5. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    コーポラティブハウスのメリット・デメリット

    マンションと注文住宅の中間のような建物、「コーポラティブハウス」のご紹…

  2. 不動産取引ガイド

    相続後の住居どうするべきか、配偶者居住権を活用する?!

    ■そもそも「配偶者居住権」をご存知ですか?!2020年4月に創設さ…

  3. 不動産取引ガイド

    検査済証!?

    検査済証とは建築基準法で定められた「建築確認、中間検査、完了検査」…

  4. 不動産取引ガイド

    未来を変えるサステナブル住宅

    サステナブル住宅とはサステナブルとは、英語でSustainable…

  5. 不動産取引ガイド

    【動画】 築36年の中古戸建 購入前のインスペクション(建物検査)風景

    中古戸建 建物の性能がわからないままでは怖くて買えない・・・。物件…

  6. 不動産取引ガイド

    親からの住宅資金援助 贈与税はかかるのか?

    住宅を購入する際に、親からの資金援助を受けて購入されるお客様が増えてい…

  1. 不動産取引ガイド

    あなたに合った構造は?注文木造住宅の工法と特徴
  2. 不動産取引ガイド

    長生きにより住宅の概念が変わる?!
  3. 不動産取引ガイド

    資産防衛のための住宅購入 子育てのための住宅購入は少し難しくなっています
  4. 不動産取引ガイド

    売る時に価格が下がりやすい物件とは?(老朽化木造住宅密集地域に建つマンション)
  5. 不動産取引ガイド

    古さを武器に! リフォームで資産価値を守る中古住宅購入法
PAGE TOP