2020年7月のフラット35金利は、20年以下が1.03%、21年以上が1.10%と先月から0.01%プラスとなりました。
大手銀行5行の代表的な固定期間10年の最優遇金利については、三菱UFJ、三井住友銀行、みずほ銀行、三井住友信託銀行の4行が長期金利の上昇などを踏まえ先月から引き上げとなり、りそな銀行は先月から据え置きとなっています。
小幅な増減を繰り返していますが、引き続き、低金利水準が継続していると言えるでしょう。
【フラット35 7月実行金利】
借入期間15年~20年 1.03%(先月+0.01%)
借入期間21年~35年 1.10%(先月+0.01%)
※上記金利には団信特約料が含まれておりません。
2020年4月にフラット35の制度改正が行われました。
主な変更点は下記の通りです。
〇総返済負担率の算定に含める借入金の対象が一部見直されます
・賃貸予定又は賃貸中の住宅に係る借入金の返済額を年間合計返済額の対象に追加
・売却予定の住宅に係る住宅ローンの取扱いの見直し
〇資金使途がセカンドハウスの取得の場合の取扱いが一部見直されます
セカンドハウスを取得するための【フラット35】を二重に借り入れることはできない取扱いとなります。
〇【フラット35】借換融資の借入期間が一部見直されます
借入期間の下限「15年」を一部見直し、「「35年」-「住宅取得時に借り入れた住宅ローンの経過期間」」が15年未満となる場合においても【フラット35】借換融資をご利用いただける取扱いとなります。
制度改正に関する詳細はフラット35のホームページをご覧ください。
【フラット35制度改正お知らせページ】
https://www.flat35.com/topics/topics_20200131_1.html