2022年5月のフラット35金利は、20年以下が1.15%、21年以上が1.28%と前月から0.04%引き上げとなりました。 大手都市銀行の動向については、固定期間10年の最優遇金利について、三菱UFJ銀行と三井住友銀行が前月から0.15%引き上げ、みずほ銀行が0.1%引き上げるなど全5行が引き上げとなりました。 昨今の経済状況から小幅な上昇が続いていますが、依然として超低金利水準が継続しています。4月28日に日銀が金融緩和を継続する方針を示したことから急激な金利上昇は考えられないとの見通しが強いです。
【フラット35 5月実行金利】
借入期間15年~20年 1.15%(前月+0.04%) 借入期間21年~35年 1.28%(前月+0.04%) ※上記金利には団信特約料が含まれておりません。
フラット35の制度変更が行われます
2022年度の予算が成立し、2022年4月よりフラット35の制度改正が行われます。
2022年度4月以降の制度変更事項
【フラット35】維持保全型がはじまります
2022年4月適合証明書交付分から、維持保全・維持管理に配慮した住宅や既存住宅の流通に資する住宅を取得する場合、【フラット35】の借入金利が当初5年間年0.25%引き下げとなります。
【フラット35】地域連携型(子育て支援)の金利引下げ期間が拡大されます
2022年4月資金実行分から、住宅金融支援機構と連携している地方公共団体の子育て支援のための補助事業の利用とあわせて、【フラット35】の借入金利が当初10年間年0.25%引き下げとなります。