不動産取引ガイド

不動産事業者間の「レインズ」という仕組みも変わる?!信頼のおけるエージェントとのお付き合いが重要となります。

不動産事業者間の「レインズ」という仕組みも変わる?!信頼のおけるエージェントとのお付き合いが重要となります。

 

昨日、公益財団法人東日本不動産流通機構より、不動産事業者間での物件情報サイト、レインズの課金制度導入についての案内が出されました。来年の平成28年4月1日(金)以降から不動産事業者の対応も大きく変わる予定です。そこには課金制度概要として「登録された物件情報に対する検索及び取得機能の利用(アクセス)に対し単価を設定し利用料として徴収」と記載がありました。

 

そもそも「レインズ」をご存知でしょうか?

 

レインズとは、Real Estate Information Network Systemの略で、不動産物件情報交換のためのコンピュータネットワークシステムです。不動産流通機構の近代化方策として建設省(現国土交通省)が企画し、不動産情報の標準化・共有化を目的に1990年に作られたネットワークシステムです。

https://system.reins.jp/

レインズは、国土交通大臣の指定を受けた「指定流通機構」である全国4つの公益法人((財)東日本不動産流通機構、(財)中部圏不動産流通機構、(財)近畿圏不動産流通機構、(財)西日本不動産流通機構)によって運営され、全国の不動産業者が加入しています。レインズでは標準化された不動産情報が登録され、ネットワークを通じて会員(不動産業者)に公開されます。

 

その為、いろんな不動産事業者を回って、多くの情報を得ようとしている消費者を良く見受けますが、原則、回る必要はないという事です。そもそも不動産事業者も親切・丁寧な会社からなかには何もしてくれない事業者まで千差万別です。

 

最終的に信頼のおける不動産事業者(エージェント)とのお付き合いが重要となります。

 

法人営業部 犬木

浸水被害を回避する為の情報収集前のページ

確定申告をされている方必見!!次のページ

ピックアップ記事

  1. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  2. 住宅購入と 生涯の資金計画
  3. 危険な場所は 地形図で見分ける
  4. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  5. 立地適正化計画をご存知ですか?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    建物状況調査に関する少し深い情報 その1

    今回から数回に分けて改正宅建業法における建物状況調査についてご説明した…

  2. 不動産取引ガイド

    不動産面積の落とし穴:壁芯面積と内寸面積の違いを知ろう

    不動産を購入する際、壁の厚さが実際の住空間に与える影響を理解することは…

  3. お金・ローン・税金

    相続の問題です!!

    Aが死亡し、相続人がBとCの2名であった場合に関する次の記述は、民法の…

  4. お金

    火災保険を検討する際には金額だけではなく、提供サービスにも目を向けましょう。

    最近、保険会社のスマートフォン向けのアプリが増えています。保険契約者で…

  5. 不動産取引ガイド

    マンションの管理形態の種類

    マンションをご検討の方は必ずチェックする項目の『管理形態』ですが、何種…

  6. 不動産取引ガイド

    畑や田んぼに家が建つ ~農地法~

    今回は「農地法」による制限です。通常のお住まいの購入を検討され…

  1. 不動産取引ガイド

    【プレスリリース】「マンションの耐震性に関するアンケート」住宅購入意識調査
  2. 不動産取引ガイド

    住宅ローン困窮者が5万人を超えていますが、新規で住宅ローンを組まれる方が急増?!…
  3. リニュアル仲介通信

    公的支援制度と 債務免除・減額手続き
  4. 契約関係

    不動産用語解説。「セットバック」とは?
  5. 不動産取引ガイド

    『断捨離』は不動産購入前にやりましょう!
PAGE TOP