2024年8月のフラット35金利は、20年以下が1.26%、21年以上が1.65%と前月から0.01%引き上げとなりました。
大手都市銀行の動向についてですが、10年固定型の8月の最優遇金利は、三菱UFJ銀行が0.02%、三井住友信託銀行が0.02%、りそな銀行が0.04%、三井住友銀行が0.1%と4行が前月より引き上げ、みずほ銀は前月据え置きとなりました。
7月31日に日銀が金融政策決定会合で政策金利を0.15%引き上げ、年0.25%にすると決めたと報道されました。
ソ二ー銀行は変動型の金利を0.02%を引き上げると発表し、他の金融機関も引き上げるのではないかと言われています。
日銀の利上げから短期プライムレートに影響が出るのは1ヶ月ほど時間がかかると言われ、短期プライムレートの引き上げとともに変動金利も引き上げになるという見通しです。
これまでに比べると金利を取り巻く環境は非常に不安定なので、引き続き金利の動向は要チェックです。
【フラット35 8月実行金利】
借入期間15年~20年 1.26%(前月+0.01%)
借入期間21年~35年 1.65%(前月+0.01%)
※上記金利には団信特約料が含まれておりません。
〇子どもの人数等に応じて金利を引下げ
【フラット35】子育てプラスが新設され、子育て世帯※1または若年夫婦世帯※2に対して全国一律で子どもの 人数等に応じて一定期間借入金利が引き下げられます(【フラット35】S等の他の金利引下げメニューとも併用可。)。
※1 借入申込時に子ども(胎児および孫を含みます。ただし、孫にあってはお客さまとの同居が必要です。)を有しており、借入申込年度の4月1日において当該子どもの年齢が18歳未満である世帯をいいます。
※2 借入申込時に夫婦(同性パートナーを含みます。)であり、借入申込年度の4月1日において夫婦のいずれかが40歳未満である世帯をいいます。
〇金利引下げ幅を最大年▲1.0%に拡充
新しいポイント制度を導入し、金利引下げ幅を従来の最大年▲0.5%から最大年▲1.0%に拡充します。