不動産取引ガイド

国策を自身の資産管理に役立てましょう。

8月27日、平成28年度の国土交通省概算要求が公表されました。国が、現在どこを課題としており、どこに力を入れていくのかのヒントになります。ご自身の資産管理をするにあたって、国策を頭に入れておいて損はありません。中長期的な国の方向性を考慮して、インフレ対策として不動産を持つか否か、仮に持っていたとしても、そこの地域のままで良いのか等を検討する一つの材料になるでしょう。例えば、コンパクトシティ計画の居住誘導区域外に家を持っていたとしたら、将来的に資産価値を維持することができるでしょうか。

 

弊社は主に不動産業界に身を置いていますので、主務官庁は土地・建設産業局となりますから、最低限この局の分については目を通しておく必要があります。同じ住宅関連として住宅局の資料にも目を通しておかなければなりません。「中古を買ってリフォーム」には、色々な補助金・助成金・支援制度がありますので、使わない手はありません。これらの根っこの計画がこの概算要求に盛り込まれているわけですね。

 

◆平成28年度 国土交通省 予算概算要求

http://www.mlit.go.jp/page/kanbo05_hy_000990.html

下記2局をチェックしましょう。

○土地・建設産業局

○住宅局

 

以上、リニュアル仲介本部パイロット店 エージェントの石川でした!

———————————————–

「資産となる不動産を真剣に考えるセミナー」

・マーケットを知る
・資産性とは何か
・リスクを考える
・減税・補助金
・私達ができること

↓ 詳細はコチラ ↓
http://www.rchukai.com/#!seminar/c1vy0

9月26日(土)10月24日(土)11月21日(土)

———————————————–

『ローンの返済を具体的に比較検討、シミュレーションするならこれ!』前のページ

日本列島は傷だらけ?!あまりの活断層の多さにビックリ。それを踏まえて「防災の日」に考えること!次のページ

ピックアップ記事

  1. 危険な場所は 地形図で見分ける
  2. 立地適正化計画をご存知ですか?
  3. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  4. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  5. 住宅購入は不安でいっぱい

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    誰でもわかる!木造住宅の耐震診断 ~接合部~

    懲りずに誰でもわかるシリーズです。今回のテーマは接合部です。…

  2. 不動産取引ガイド

    不動産仲介会社はなぜ新築を売りたいのか?その1

    お茶請け話のはずが、思わぬ展開になってしまいました。今回は不動産仲介…

  3. 不動産取引ガイド

    築年数が古い一戸建て住宅はお買い得ではありません

    最近youtubeで築年数が古い戸建てを購入して「○○万円でリフォーム…

  4. 不動産取引ガイド

    今後の住宅ローンは⁉

    2025年1月24日に、日本の政策金利(無担保コールレート)を0.50…

  5. 不動産取引ガイド

    未来を変えるサステナブル住宅

    サステナブル住宅とはサステナブルとは、英語でSustainable…

  6. 不動産取引ガイド

    不動産取引がスムーズに!?噂のフィンテックの恩恵とは

    「フィンテック」という言葉をお聞きになったことはあるでしょうか。…

  1. 不動産取引ガイド

    地震リスクを少なくする家の買い方 土地(エリア)と建物性能は分けて判断する
  2. お金・ローン・税金

    耐震基準適合証明書は引渡し前に!
  3. 不動産取引ガイド

    売る時に価格が下がりやすい物件とは?(自主管理のマンション)
  4. 不動産取引ガイド

    「雨漏りリスク」のある屋根は重大トラブルの元
  5. 不動産取引ガイド

    注文住宅の建築中は「無保険」!?建築中に死亡したらつなぎ融資はどうなる?
PAGE TOP