昨年末に日銀が初めて実施した個人の懐事情に関するアンケート調査の結果がでていました。その内容を確認すると財布の中身とタンス預金の合計額が1年前よりも「減った」との回答が39.7%に上ったようです。「増えた」との回答は8.5%にとどまり、減少している実態が把握できます。現金の残高は前年比6%を越す勢いで増えており、日銀は背景を探るために調査を実施されたようですが、調査から見えてきたいのは一部の富裕層が現金を抱え込んでいる可能性があることが分かったようです。詳細については下記の15ページをご覧ください。
http://www.boj.or.jp/research/o_survey/ishiki1601.pdf
黒田バズーカ第3弾のマイナス金利政策は、現在、世界的に混乱を生じていますが、
このタイミングで住宅ローンを組まれる方はかなり低金利でローンが組めるため、結果的にはお得な買い物ができる場合が多いと言えます。
債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが初のマイナス状態になるなど、過去最低水準を大幅に更新しました。(住宅ローンの金利は、この日本国債10年物利回りに連動しています。)
▼ブルームバーグ 日本国債10年物利回りチャート
( http://www.bloomberg.co.jp/apps/cbuilder?T=jp09_&ticker1=GJGB10%3AIND )
現在、不動産の繁忙期と言われるこのタイミングであり、多くの物件が集まっている時期です。その為、財布・タンス預金ではなく、不動産というものに資産を移し、資産形成を考える絶好のタイミングではないでしょうか?
法人営業部 犬木
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