不動産取引ガイド

フラット35史上最低金利を大幅に更新!

安心の全期間固定ローンをお得に実現するチャンスです。

政府のマイナス金利政策の影響を受け、今月のフラット35の金利は2015年2月の1.37%を大きく下回る1.25%となりました。(借入期間21年以上の場合)2008年~9年の金利が2%後半だったことを考えると、今月の金利がいかに低いかがご理解いただけると思います。

フラット35史上最低金利を大幅に更新!_挿入

フラット35最低金利の推移 「異次元」といわれる金融政策の影響で金利が大きく下がっていることがわかります

中古住宅の場合、フラット35Sを利用すれば、当初5年間の金利が-0.3%引き下げとなり、0.95%と、1%を切る超低金利となります。
※中古住宅の場合は、階段・浴室に手すりがあればフラット35Sを利用することができます。

フラット35はご存知のように借入時の金利がずっと変わらない、全期間固定の住宅ローンです。将来の金利上昇リスクを考えなくてもよいことが最大のメリットです。

一般に、金利が低い時は全期間固定ローンを選択するのが定石です。逆に金利水準が高い時(4%程度と言われます)は、将来の金利下降のメリットを考えて変動金利を選択するという考え方になります。
民間金融機関の変動金利の住宅ローンも、マイナス金利の影響を受けて金利を下げているのですが、変動金利の住宅ローンは借入時の金利が低ければ低いほど将来の金利上昇リスクが大きくなる危険な選択になります。

住宅ローンは金融商品です。
不動産会社に勧められたからと言って提携銀行の変動金利を軽々と選択してはいけません。住宅ローンに詳しくない人ほど全期間固定のフラット35がお勧めです。借入時の返済額が最後まで変わらないのでより安全な選択となるのです。
特に初めて家を買う時は、物件探しに労力を割いて、住宅ローンをよく検討されない方が多いです。将来の資産形成に大きな影響を及ぼす選択ですので、冷静に判断したいものです。

リニュアル仲介の稲瀬でした。

———————————————–

「資産となる不動産を真剣に考えるセミナー」

・マーケットを知る
・資産性とは何か
・リスクを考える
・減税・補助金
・私達ができること

↓ 詳細はコチラ ↓
http://www.rchukai.jp/semi/

———————————————–

立地の良い「古民家」の見つけ方前のページ

いよいよ「捨てる街」選びが始まった!次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入と 生涯の資金計画
  2. 土地価格の相場を知る方法
  3. 住宅購入は不安でいっぱい
  4. 危険な場所は 地形図で見分ける
  5. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    「ロジック+捨て物件見学」で、家探しを効率的に進める方法。戸建て希望の方は必須の知識です!

    まだ家探しを始めたばかり。不動産ポータルサイトで目についた物件を、勇気…

  2. 不動産取引ガイド

    火災保険がまたまた改定されます!

    2020年10月に火災保険が改定されます。今までも火災保険の改…

  3. 不動産取引ガイド

    『定期借地権付きマンション』の資産価値は?

    物件探しをしていたら、「うん?この立地でこの価格って安いんでは・・」と…

  4. 不動産取引ガイド

    バリアフリーの注文住宅の住みやすいポイント

    家は、自分の代だけではなく子供の代にも引き継がれていくことも多いもので…

  5. 不動産取引ガイド

    住宅購入時に気になる、検討エリアの自治体情報について?

    9月5日の日本経済新聞の朝刊に第2子以降の保育所や幼稚園などの料金を無…

  6. 不動産取引ガイド

    浮かせる収納!?

    収納スペースの確保にはいつも悩まされます。決して広くない部屋は特に…

  1. お金・ローン・税金

    理想の戸建て探し。でも「坪単価×必要な敷地面積」という現実を直視しなければなりま…
  2. 不動産取引ガイド

    家づくりもSDGs!(長寿命な家づくり)
  3. 不動産取引ガイド

    「仮登記」とは?
  4. 不動産取引ガイド

    海外の玄関ドアは内開き 日本はなぜ外開きなのか?
  5. お金・ローン・税金

    戸建て住宅にも修繕積立金の概念を?!築後30年で800万円の支払いが必要?!
PAGE TOP