不動産取引ガイド

住宅を購入する際に、住宅ローンを組まれる方がほとんどだと思います。

そして知っておきたいのが、住宅ローン控除の制度。でも、いつから始まった制度かご存知ですか?

日本では住宅ローンというものが始まったのは、明治時代と言われています。
その頃は、今の銀行から融資を受けるものではなく、不動産会社が市民の為に割賦払いの制度を作っており、実際には持家ではなく借家がほとんどだったようです。
経済の活性化に従い、土地付き住宅の割賦販売などもあったようですが、今のような住宅ローンにはほど遠い制度でした。

現在のような個人向けの住宅ローンという形になったのは1970年頃からで、田中角栄の「日本列島改造論」もあり、土地の運用という考え方が広がって価格の向上と経済が大きく発展していきました。

このような背景から建設省と住宅金融公庫が設立され、住宅ローンや減税などを利用して多くの人が住宅を購入出来るよう、国が支援をしてきました。
そして1972年より住宅取得控除という制度が導入され、国の経済状況に合わせて控除額など変わりながら、現在の形となったそうです。

一般市民が住宅を購入できなかった時代から考えると、今は随分と身近に住宅購入を検討出来る時代になったと思います。
ですが、控除の制度を使わずして家を購入してしまって良いのでしょうか?
まずは、住宅ローン控除が受けられる住宅なのか?受けるにはどうしたらよいのか?しっかりと教えてくれる不動産会社を選んでくださいね。
リニュアル仲介、前田でした。

———————————————–

「資産となる家を真剣に考えるセミナー」

・マーケットを知る
・資産性とは何か
・リスクを考える
・減税・補助金
・私達ができること

↓ 詳細はコチラ ↓
http://www.rchukai.com/#!seminar/c1vy0

———————————————–

都心のマンションは今買い時か?前のページ

「どこでも起こりうる」 インフラ老朽化次のページ

ピックアップ記事

  1. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  2. 住宅購入は不安でいっぱい
  3. 立地適正化計画をご存知ですか?
  4. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  5. 危険な場所は 地形図で見分ける

関連記事

  1. お金・ローン・税金

    不動産屋の言うことを鵜呑みにしてはいけません~住宅ローン減税編~

    耐震基準適合証明書に関する情報提供を行っている関係で、他社での取引なの…

  2. 不動産取引ガイド

    所有者不明土地・建物管理制度とは

    令和3年(2021年)4月21日、民法の一部を改正する相続登記の義務化…

  3. 不動産取引ガイド

    フラット35が利用しやすくなりました

    2022年度フラット制度改正内容をご説明いたします2022年度の予…

  4. 不動産取引ガイド

    マンション修繕積立金不足問題の現状と対策

    ■深刻化する修繕積立金不足の実態マンションの修繕積立金不足が深刻な…

  5. かし保険

    マンションの欠陥があったらどうする?!重大な欠陥なら10年以上も保証される?!

    2000年4月以降に売られた新築住宅で瑕疵(かし)が見つかった場合は売…

  6. 不動産取引ガイド

    ご自宅の処分について 相続手続きには様々な照会制度がある?!

    相続で遺族などが直面する煩雑な手続きの効率化が進みそうです。2024年…

  1. 不動産取引ガイド

    東京圏の地価の変動が分かる衝撃のアニメーション
  2. 不動産取引ガイド

    登録利用者数が1万人を突破し、その後も増え続けている『SelFin(セルフィン)…
  3. デザイン

    中古住宅ならではの家づくり 設備も間取りも思いどおりに実現できました
  4. 不動産取引ガイド

    中古住宅購入なら利用したい、国の支援制度
  5. 不動産取引ガイド

    耐震基準適合証明書と住宅ローン減税 【築20年以内の木造住宅の場合】
PAGE TOP