お金・ローン・税金

1981年6月~1984年3月建築の物件は要注意!!

その物件がいつ建築されたかで利用できる住宅取得支援制度が変わったり、手続きが変わったりします。

最も影響が大きいのは「新耐震(1981年6月以降)」と「旧耐震(1981年5月以前)」です。
旧耐震の場合、既存住宅売買かし保険を付帯するために耐震基準適合証明書が必要となり、戸建ては耐震改修が必要となり、マンションはそもそも既存住宅売買かし保険を付帯できない、ということも考えられます。

不動産広告の建築年月は謄本を元に記載されているケースが多いです。注意したいのが、謄本に記載されている日付は建築後の登記日ということです。
新耐震・旧耐震は謄本の日付ではなく、建築前の確認申請が1981年6月1日以降かどうかで区分されるため、不動産広告で新耐震だとしても、実際には旧耐震ということが起こり得ます。

<旧耐震・新耐震の区分>

1981年5月以前…旧耐震
1981年6月1日~1984年3月31日…公的書類で確認申請日が確認できれば新耐震、謄本しか確認の方法がなければ旧耐震
1984年4月以降…新耐震

つまり、検討中の物件の建築年月が「1981年6月1日~1984年3月31日」だった場合は、確認申請日がいつだったのかを確認する必要があります。

住宅ローン減税の関係で多くの問い合わせをいただくのですが、新耐震のつもりでかし保険の手続きを進めようとしたら、実際には旧耐震扱いで保険が掛けられなかったという事例が聞こえてくるようになりました。
既存住宅売買かし保険は始まったばかりの制度で、一般の不動産事業者にはまだまだ浸透していません。
中古住宅を検討する際に、建築年月は思った以上に重要な情報ですので、うっかり見逃さないように注意したいものです。

リニュアル仲介の稲瀬でした。

***************************************************

■不動産の資産価値を即座に判断

セルフインスペクションアプリ「SelFin」

https://self-in.com/ (ご利用は無料です)
■資産となる家を真剣に考えるセミナー

http://www.rchukai.com/#!seminar/c1vy0

***************************************************

 

ピックアップ記事

  1. 危険な場所は 地形図で見分ける
  2. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  3. 土地価格の相場を知る方法
  4. 住宅購入と 生涯の資金計画
  5. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    LCCM住宅(ライフサイクルカーボンマイナス住宅)とは?

    最近ではZEH(ゼッチ)住宅やLCCM(エルシーシーエム)住宅などの広…

  2. 不動産取引ガイド

    車庫は容積率の対象面積になるのか?

    前回、住宅の地下室については、一定の条件を満たしていれば、容積率の不算…

  3. 不動産取引ガイド

    土地を増産する方法。大都市のど真ん中でも土地が増える!?

    先日、こんなニュースがありました。『ホテル容積率1.5倍で訪日客対…

  4. 不動産取引ガイド

    良いマンションに出会う確率を高める“ちょっとしたコツ”

    今日は良いマンションにであう確率を高める、ちょっとしたコツをお伝えしよ…

  5. 不動産取引ガイド

    スーパーランキング!

    生活環境が良い事も住宅選びの条件だと思います。特に、スーパーが近い…

  6. 不動産取引ガイド

    中古を買ってフルリフォーム?!リフォーム前に把握しておきたい大切なこと!

    最近、新築資材の高騰の影響か、中古の家を買ってリフォームしたいという方…

  1. 不動産取引ガイド

    統計的に分かった衝撃的事実について!実は夏の不動産在庫が最も多い?!
  2. 不動産取引ガイド

    「家に地下室を作るメリットとデメリット」
  3. 不動産取引ガイド

    価格交渉は何がポイントになるのか?
  4. 不動産取引ガイド

    数十年度に一度の災害は本当か?データで調べるハザードリスク
  5. お金・ローン・税金

    相続の問題です!!
PAGE TOP