不動産取引ガイド

ドローンを活用してのインスペクションは広がるか?!老朽化が進む高速道路の管理にも適用される!

個人的にはドローンを活用してのインスペクションが個人住宅に対しても応用されることを切に願っており、本日はその内容についてコメントしたいと思います。

その前に、弊社では他の不動産事業者とは違い、住宅購入時のインスペクションの活用を積極的にご提案していますので、ぜひ、お気軽にご相談をいただければ幸いです。また最近は耐震基準適合証明書や既存住宅売買瑕疵保険についても多くのご相談が入ってきておりますし、「AI機能を活用して、買ってはいけない物件が自動で判定できる SelFin(セルフィン)」の利用が広がってきました。詳細については下記HPをご参照ください。

https://self-in.com/ (SelFin(セルフィン)について)

http://www.rchukai.jp/contents/03.htm (建物インスペクションについて)

http://www.rchukai.jp/contents/contents_f_tekigou_index.htm (耐震基準適合証明書について)

http://www.rchukai.jp/contents/kashi.htm (既存住宅売買瑕疵保険について)

さて、今回のドローンとインスペクションにお話を戻して、コメントしたいと思います。

老朽化が進む高速道路の管理にドローンやAI(人工知能)を導入する試みが始まっているようです。日本の交通インフラの多くは1960年代の高度成長期に整備され、補修に緊急を要する場所が多いようです。そのため、先端技術であるドローンやAIの活用が限られた財源で交通網の安全を守るカギになりそうです。

また、「高速道路スキャナー」という装置からレーザーを照射して橋脚や道路、周辺の地形を精密に読み取り、3次元データに変換していき、その立体画像からAIが道路の変形や破損を読み取り、交通量や過去の定期点検記録と照合、補修の優先順位を決めていくなどの方法もこれから広がろうとしています。

「ある日、突然橋が落ち、犠牲者が発生。経済社会が打撃を受けるといった事態はいつ起こっても不思議ではないようです。」その為、ドローンなどを活用したインスペクションは必要なものと考えられています。高解像度カメラを搭載したドローンで地上からは視認できない亀裂を探すような事も検討されています。ケーブルに接続したドローンを飛ばすことで、点検時にドローンの位置を把握しやすいようにし、バッテリー残量を気にすることなく使えるようなドローンも検討されているようです。

国交省の発表によると、全国の橋の数は約73万か所あり、昨年3月までに約20万4千か所が「早期または緊急の補修が必要」と判定されたようです。その為、日本の住宅への応用などを考えると、このような最先端技術(ドローンやAIなど)を活用してのインスペクションは非常に重要ではないかと思います。

経済産業省はドローン(小型無人機)の性能を測る基準をつくるようです。災害時の被災者支援や橋などのインフラの点検、宅配サービスに使う機種を主な対象に、天気や風の強さに応じた飛行距離や障害物を避ける精度などの性能が分かるようにするようです。

いずれにせよ、ドローン性能の測定基準がリリースされないと建物インスペクションなどへの広がりもないため、早急に対応してもらいたいものです。

国は東日本大震災からの復興事業として、福島県相馬市にドローンとロボットの試験場を作る計画があり、ここでの実用化実験と並行して基準作りを急ぐようです。

もちろん実用化に向けての取り組みには様々な課題があり、例えば商品をドローンで届ける場合、荷物の重さ、風の強さや向きによってどのくらい飛べるかを正確につかむ必要があったり、雨風など悪天候に強いかも問われたり、インフラ点検用のドローンは橋の裏側を回るなど複雑な飛び方が求められ、障害物を避ける精度も含まれます。

安倍総理からは「ドローンを使った荷物配送を可能とすることを目指す」旨の指示があり、物流分野でのドローンの活躍が期待されていますし、下記の通り、ドローンの実証試験が行われています。

http://www.meti.go.jp/press/2016/01/20170112003/20160112003.pdf

ドローンを活用しての建物インスペクションの普及までは多少の時間が掛かりそうですが、いつの日かドローンを活用しての建物インスペクションがスタンダードになる日を願っています。

法人営業部 犬木 裕

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■不動産の資産価値を即座に判断

セルフインスペクションアプリ「SelFin」

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