不動産取引ガイド

海外赴任者 帰任に備えた日本の家探し 2 【全体スケジュール 編 2/2】

「海外赴任者 帰任に備えた日本の家探し」シリーズ。今回は、住宅購入のスケジュールの大枠をご説明したいと思います。所要日数、帰国の回数、手続きのタイミング等をチェックしてみましょう。まず、不動産取引流れは下記のようになっています。インスペクションは考慮していない、現在の不動産業界の一般的なスケジュール感を書きました。

A.内見
↓(同日)
B.買付申込み
↓(2~7日後)
C.重要事項説明・売買契約
↓(1~1.5ヵ月後)
D.決済(=融資実行=所有権移転=物件引渡=売買残代金支払い)
※決済の1週間前までに金銭消費貸借契約締結。

インスペクションは、上記AとBの間、又は、BとCの間に実施することになります。物件の売買契約を締結するまでは、その物件を完全におさえることはできませんので、上記A~Cまでは、一度の帰国のタイミングでまとめて手続を行う必要があります。

インスペクションを実施する場合には、上記スケジュールに加え、最低でも1週間は多く日数がかかります。金銭消費貸借契約(略称:金消契約。キンショウケイヤク)は、決済とセットのもので、融資実行の1週間前(短い銀行では3営業日程度)までに締結しておく必要があります。よって、初回の帰国で「A~C」、二回目の帰国で「金消+D.決済」という流れになります。

最近ではネットバンクが住宅ローン商品を提供し始めており、「金消+融資実行」についてはネットで完結できるものも出てきているようです。
(まだ私の方でも実際に使用したことがありませんので、確約できるものではありません)所有権移転登記の手続きについては、通常よりも本人確認の手間がかかりますが、手続き上は問題ないようです。もし前述の通り、融資の部分がネットで完結できるようであれば、理屈上は決済手続きができることになりますので、二回目の帰国が省略できるかもしれません。

リニュアル仲介ではこのようなことについても適切にアドバイスさせて頂きながら、お客様のお住まい探しをお手伝いしております。住宅購入を検討の方は是非ご相談下さい。
リニュアル仲介本部パイロット店 エージェント石川でした。

350万円で実現できた“こだわり”リノベーション前のページ

資産価値にも影響を及ぼす、マンション管理組合が機能不全?!次のページ

ピックアップ記事

  1. 危険な場所は 地形図で見分ける
  2. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  3. 住宅購入と 生涯の資金計画
  4. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  5. 買ってはいけない物件を自分でチェック

関連記事

  1. 購入

    家の買い替えする場合のポイント②買い替えする際の諸費用は?

    前回は、家の買い替えする場合、家の買い替えには新しい家の購入を先に行う…

  2. かし保険

    【瑕疵保険③】瑕疵保険には種類があります

    既存住宅売買瑕疵保険シリーズ3回目です。今回は瑕疵保険の種類について…

  3. 不動産取引ガイド

    持ち家を貸す際に気を付けるポイント

    リニュアル仲介では「不動産の資産性」を重視したお住まい探しをお手伝いし…

  4. 不動産取引ガイド

    コロナ禍における、住まい探しポイントとは

    コロナの影響で、住まい探しの方法にも変化が見られる、という報道がありま…

  5. 不動産取引ガイド

    消し忘れに注意したい買戻特約

    お住まいの重要事項説明を受ける際に注意すべきチェックポイント解説、今回…

  6. お金・ローン・税金

    住宅ローンを組む際に注意すべきポイント

    住宅購入を検討しているが方から「転職を考えている」「夫婦で住宅ローンを…

  1. 不動産取引ガイド

    お花見は外国の方にも大好評!
  2. 不動産取引ガイド

    不動産詐欺のプロフェッショナル ~地面師と呼ばれる者~
  3. 不動産取引ガイド

    不動産取得税の注意点
  4. 不動産取引ガイド

    マンションも防犯対策が必要な時代!オートロックへの過信は禁物!
  5. 不動産取引ガイド

    放置していませんか?!相続登記申請の義務化!
PAGE TOP