不動産取引ガイド

これは何と読む?「畦畔」

今回、ご提案した物件の広告に「当該敷地に畦畔が含まれています。」との記載がありました。

これはどんな状態で、そもそも「畦畔」は何と読むのでしょうか。

「畦畔」は「ケイハン」と読みます。

文字通り畔道(あぜみち)や法地(のりち)を示す言葉です。

公図では地番が振られていない「青道(アオミチ)」などになっていたりします。

明治時代の地租改正の際に、農地のうち畦道の部分が登録から漏れてしまい、そのまま国有地として扱われている、というようなケースもあるようです。

今回の物件も、国有地である畦畔を占有使用してしまっている状態にある、とのことでした。

自宅の一部が畦畔などの国有地であった場合、どんな対応ができるのでしょうか。

畦畔などの、そのままでは単独利用できない土地については、国から買い取ることができます。

測量をして境界を確定させるなどの手続きや、その他必要書類の収集などもありますが、ちゃんと自己名義にすることもできるのです。

そして、もう一つの方法が、時効取得の申請です。

民法の規定に従い、長期間占有を続けて時効が完成している場合には、時効取得確認申請をすることで、国から畦畔を取得することができます。

ともに複雑な手続きではありますが、仮に自己所有地に畦畔などの国有地が見つかった場合には、早めに手続きを済ませるようにしましょう。

また、購入を検討する物件に畦畔がある場合には、きちんと名義変更できるよう売主さんへの協力を依頼しましょう。

***************************************************

■不動産の資産価値を即座に判断

セルフインスペクションアプリ「SelFin」

https://self-in.com/(ご利用は無料です)

 

■資産となる家を真剣に考えるセミナー

http://www.rchukai.com/#!seminar/c1vy0

***************************************************

国交省「全国版空き家・空き地バンク」の試行運用を開始!民間の不動産情報サイト「LIFULL HOME’S」等でも検索可能。前のページ

住宅の内装壁の種類次のページ

ピックアップ記事

  1. 立地適正化計画をご存知ですか?
  2. 土地価格の相場を知る方法
  3. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  4. 危険な場所は 地形図で見分ける
  5. 買ってはいけない物件を自分でチェック

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    中古戸建の断熱リフォームで資産価値を守る!失敗しない断熱改修のポイント

    住宅購入を検討する際、特に中古戸建てを選ぶ方にとって、断熱性は見逃せな…

  2. 不動産取引ガイド

    登記を信じてはいけない!? 登記の公信力とは

    不動産取引を行うと、代金の支払いや鍵の引渡しと同日に「登記」の手続きを…

  3. 不動産取引ガイド

    収納スペースはどのくらい必要⁉

    最初はすっきり片づけられていた新居も家族も増え来ると物が溢れかえって、…

  4. 不動産取引ガイド

    あなたの住宅ローン審査が通らない理由

    年収だけじゃない!銀行が見る「隠れた借金」と「属性」の真実1 マイ…

  5. 不動産取引ガイド

    マイホーム(土地探しのポイント)

    注文住宅を建てる場合、土地から探し、新築戸建てや中古住宅を探すときは住…

  6. 不動産取引ガイド

    中古を買ってリフォームしよう

    物価上昇や物件価格上昇などから、住宅購入の現実的な選択として中古住宅を…

  1. 不動産取引ガイド

    快適な暮らしは家が作るのではない
  2. 不動産取引ガイド

    契約時に払う『手付金』とは何か? 何に注意をすればよいか?
  3. 不動産取引ガイド

    ドローンが人工知能(AI)を活用して独学飛行、災害時にも役立ちそう?!
  4. 不動産取引ガイド

    2021年2月度の不動産相場
  5. 不動産取引ガイド

    不動産会社について
PAGE TOP