不動産取引ガイド

価格交渉が上手く行ったら・・

内見をいくつか重ねていき、いよいよ「購入しても良いかも・・」という中古マンション物件に出遭ったA様。その他気になっていた物件の内見も翌週に控えていたが、それ以上に良い物件に巡り合えた感触があったこと、人気のエリアで内見者が週末に何組か入っていたことを踏まえ、その物件の購入を即検討されました。

・周辺の住環境の確認。(街並み、買い物環境、学区、病院、騒音、駅からの道中は危なくないか、ハザードマップ・・等々)
・内見とは別の平日、会社帰りにそこまで行ってみる。(夜の状況をそこで把握)
・管理状況・修繕計画に問題がないかの確認
・リフォームはどこまでやるか、家族で会議・・等
上記を即確認し、満点ではないにしても全て納得のいくレベル。

問題は、「価格が少しでも安くなれば・・・」という段階に。

同じ週に内見された他のお客様が数組いらっしゃったので、即買付交渉をするという運びになりました。私共エージェントの方で、過去の成約事例や周辺の売出し状況などから、「価格の妥当性」を判断し、それをもとに約120万円の価格交渉をすることに決定。

価格交渉の結果、売出価格より100万円引いた価格でその他の条件も合意にいたりました!

※価格交渉については、「価格交渉は何がポイントになるのか?」https://smile.re-agent.info/blog/?p=5509
をご参照下さい。

さて、ここまでは順調だったA様ですが、問題が起きたのはこの後でした・・。

売買条件はお互い合意が出来たので即契約をしたかったのですが、売主様のご都合と買主様のご都合が合わず、売買契約を交わす日程が約1週間ぐらい先に延びました。
ところが、契約日まであと2日程というタイミングに、他のお客様から満額で購入したいという申込が入ってしましました・・・。
売買契約をまだ結んでいない売主様は、当然高く購入してくれる方へお売りしたいという事になります。すると、A様がこの物件を購入するのには、満額で購入しなければ、後で買付申し込みをしてきた二番手のお客様に購入されてしまう状況に陥ってしまったのです。

こればかりは、買主様からすると不可抗力な出来事になってしまうのですが、せっかくの価格交渉も一瞬で水の泡となってしまいます。また、このあと満額まで買い上げをして購入出来ればよいのですが、満額現金で購入という方が現れますと、下手するとそちらの方と契約されてしまう事もあり得ます。

このような事を少しでも防ぐ為には、価格交渉が成立した場合は、売買契約を一刻も早く結んでしまいましょう。

多くの方が平日お仕事の為、週末土日の契約を希望される方が多いですが、状況によっては平日のお仕事帰りにでも契約してしまった方がよい場合がありますので、ご注意ください。

我々も契約を無理に急かすわけではないですが、このようなことになる可能性もありますので.価格交渉が成立すれば、すぐに売買契約に入りましょう!

以上、中田でした。

***************************************************

■不動産の資産価値を即座に判断

セルフインスペクションアプリ「SelFin」

https://self-in.com/ (ご利用は無料です)

**************************************************

価格交渉は何がポイントになるのか?前のページ

住宅ローンは借りられる金額で融資を受けると思わぬ落とし穴があるのでお気を付けください。次のページ

ピックアップ記事

  1. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  2. 危険な場所は 地形図で見分ける
  3. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  4. 住宅購入は不安でいっぱい
  5. 買ってはいけない物件を自分でチェック

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    リビングをアウターリビングに!

    リビングをもっと広く使いたいと思っている方はバルコニーもリビングのよう…

  2. 不動産取引ガイド

    耐震等級3「相当」にご注意を!

    今回も少しマニアックな話題となります。築20年以内の中古戸建てを探して…

  3. 不動産取引ガイド

    不動産は売却以外にも処分する方法がある!不動産の購入前に把握しておきましょう!

    ■不動産は売却以外にも処分する方法がある事をご存知ですか?!突然、…

  4. 不動産取引ガイド

    困ってしまう前の住人宛ての郵便物

    中古の不動産を購入した場合のよくあるお困りごとに、「前の住人宛ての郵便…

  5. 不動産取引ガイド

    家を建てる費用を見極める:意外と知らない経費の全貌

    不動産を購入し家を建てる過程では、土地の購入が最初のステップとなります…

  6. 不動産取引ガイド

    米住宅ローン残高が過去最高を更新!!

    アメリカの住宅ローンの残高が、日本円で1,019兆円と過去最高を更新し…

  1. 不動産取引ガイド

    2020 年4月度の不動産相場
  2. 不動産取引ガイド

    木造戸建住宅で採用されている断熱工法
  3. 不動産取引ガイド

    人口が減っても持続可能な街を選ぶ
  4. 不動産取引ガイド

    2021年の不動産市況は高止まり
  5. 不動産取引ガイド

    マンションを長寿命化するための施策とは?
PAGE TOP