お金・ローン・税金

住宅ローンの事前審査は何故大切なのか?

住宅購入検討者にとって、ローンの事前審査は、住宅購入をしていく上で、かなり重要なステップです。
住宅購入までには、重要なステップがいくつありますが、ローンの事前審査は5本の指に入る重要なステップです。
私は、年間数十組のお客様と出会い様々なケースを見ているので、その重要性が分かっていますが、お客様はそこまでの認識のない方がほとんどです。お客様は購入検討してもよいと思っている段階で、審査をすればよいと思っている方が多いのですが、それでは少し遅いんですね・・。
住宅ローンの事前審査は、住宅購入ステップのかなり初期にやるべき項目です。
実際家を購入する方にとっては、とてもとても重要なことなんです。
特に良い物件を購入したい方は、肝に銘じておいてください。

では、なぜ住宅ローンの事前審査が重要なのか?
金融機関は、あたなに住宅ローンの融資をするかは、様々な角度から審査の上、判断していきます。
年齢、家族構成、職業、お勤め先、仕事の内容、勤続年数、特殊な資格があるか、転職履歴、自己資金の割合、既存の借り入れ状況、過去のクレジットの利用状況・返済の延滞・キャッシングの利用状況等様々な角度から金融機関は審査の上、判断します。

1.大前提として、住宅ローンが利用できるかどうか

年収が高いからといって、住宅ローンの融資利用ができるとは限りません。中には、過去のクレジットの利用状況などによっては、金融機関が融資できないケースがあります。
購入したい物件を見つけ家族で盛り上がった挙句、そもそも購入できないということもあり、それまでに費やした時間が無駄になる上、家族の精神的ダメージ、あなたの想いも全て無駄になってしまうことがあります。

2.借入可能額を事前に把握する。

住宅ローンは借入が出来ることが分かったとしても、人によっては、借入額が大幅に減らされることがあります。これは、数十万借入が減るということではなく、何百万単位で減らされます。例えば、物件代金の2割自己資金用意出来れば融資対象にすると言われたら、4000万円の物件であれば、800万頭金をご用意頂けなければ、融資出来ないということになります。
直近の年収から机上論では借り入れ出来るだろう予想額から予期せぬ減額回答が出る方もいます。すると、購入したい金額に資金ショートして購入できない可能性もありますので、ローン事前審査は早めにやっておくことが大切です。

3.万が一減額回答になってしまった場合、資金繰りの対策を練れます。

・金融機関によって審査の仕方は異なりますので、他の金融機関にあたってみる。
(金利は少し高いが、融資してくれる金融機関などもあります。)
・親からの資金援助してもらえないかの相談をする。
・既存の借入れを返済してしまう。
・キャッシング枠が付与されているカードは解約をしてしまう。
※今すぐに購入したい物件がある時にこれをしていては、時間がかかり、ほかの方に取られてしまうリスクがあるため、審査する時期が遅かったということになります。
何もない時の早めの時期に事前審査をしておくというのは、こういったこともありえるからです。

4.資金計画が立てやすい

事前審査をしたら、そこの金融機関の“金利優遇幅”が事前にわかり、月々の支払額など具体的な資金計画が立てやすく返済プランも事前に把握できます。

5.買付申し込み・価格交渉がしやすい

ローンの事前審査が通っていないと、相手側(売主側)は、支払いができるかどうかが分からないため、買付申し込みをしても物件の売却活動は泊めることが出来ません。こちらがローンの審査をしている間にローンの通っている他のお客様が現れた場合は、そちらに買われてしまうリスクがあります。
また価格交渉も、ローンが通っているのが大前提になりますので、ローンが通っていないと価格交渉すらできません。
全てが後手に回り、すぐに買い手がついてしまうような良い物件はやはり買い逃すリスクが高いです。

6.売買契約ができない。

不動産仲介業者は、売主様の機会損失を防ぐため、ローンの事前審査で承認がない方と契約することはありません。

 

まとめ

上記の通り、ローンを利用して住宅購入をする上では、ローン事前審査は避けられないので、後回しにする理由がありませんね。家探しを始めた初期段階でされることが、あなたの住宅購入がスムーズにいく一つのプロセスでもあります。
リニュアル仲介では、購入する物件が決まっていなくてもローンの事前審査をすることができますので、ご希望の場合は、リニュアル仲介まで気軽にご相談ください。
以上、エージェント中田でした。

ピックアップ記事

  1. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  2. 土地価格の相場を知る方法
  3. 住宅購入と 生涯の資金計画
  4. 立地適正化計画をご存知ですか?
  5. 危険な場所は 地形図で見分ける

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    家を買おうと思ったら、まず最初にやるべきポイントと5つの行動手順

    家を買おうかなと思ったら、あなたはまず何から始めますか?先日お会いし…

  2. 不動産取引ガイド

    遺言書が使えない!?相続トラブル回避術

    相続争いを回避するため、遺言書を作成しておくとよい、ということはよく耳…

  3. 不動産取引ガイド

    2018 年2月度の不動産相場

    公益財団法人東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)から、2018…

  4. 不動産取引ガイド

    戸建て住宅の維持・保全対策

    月になると我が家ではウッドデッキのペンキ塗りを行います。(DIYで自作…

  5. 不動産取引ガイド

    テレワーク可能な部屋探しのテクニック

    最近のお住まい探しでよく聞くご希望は、「テレワーク用の部屋が欲しい」「…

  1. 不動産取引ガイド

    「建物のオバケ」が見つかった?
  2. 不動産取引ガイド

    9月26日に開催いたしました
  3. 不動産取引ガイド

    あなたはマンション派or戸建て派 どちらがお好みですか?!
  4. 不動産取引ガイド

    土地の所有権の上下の限界!
  5. 不動産取引ガイド

    登記制度の成り立ち
PAGE TOP