不動産取引ガイド

業者に振り回されない心得

売主様の家に担当者不在の中、案内に行った時のこと・・・

売主様が私を呼び止めて、『もし気に入って頂いてましたら、出来たらA社を通さず、出来たらB社を通して下さい。』??と言われた・・

昨日大雨の中、お客様が見たい物件を内見するため前日にA社に内見予約を入れました。売主側の仲介業者の担当者は都合があわないため、担当者の立会いなしに「直接物件に行ってください。」との事。

つまり、売主様の家に担当者不在の中、案内に行くということです。(これは、よくある話なのですが・・。)

担当者がいないので、詳細は全て売主様に直接話を伺います。内見してみてお客様も気に入っているご様子。

帰り際に、売主様が私を呼び止めて、『もし気に入って頂いてましたら、出来たらA社を通さず、出来たらB社を通して下さい。』と言われました。

実はこの物件は、一般媒介の物件。

つまり、売主様が複数の仲介事業者に売却を依頼している物件です。今回はA社とB社の2社に売却を依頼しています。

今回はA社を通じて内見をさせて頂きましたので、もし購入するとなればA社を通すのが筋ですが、わざわざ「B社を通して下さい」というのです。

2社にお願いしていながらこうおっしゃる売主様の心情を察すると、今までの経緯からA社は信頼が無いんだなぁ・・・と。

売主様もどうせ仲介手数料を払うならば、きちんと誠実にやって来てくれていた方にお支払いしたいということだと思いますが、それならば、売主様も私に言うのではなく、そこのA社と一般媒介契約を切ってB社に専任でお願いすればよいと思います。

その売主様の背景には、このようなことがあったそうです。

A社が売却依頼の契約を(媒介契約)を取るために売却査定金額を売れる金額(相場)より、かなり高めに言われ、そこを信用しA社に専任でお任せしたが売却に時間がかかってしまって困ったとの事。買換えで先に次の新居を購入し、ローンが二重に発生してしまう恐れから、かなりお困りのようでした・・・。

これは、まさに下記の記事と同じ内容でした。これはどうかと思うが、珍しい話ではありません。

http://mw.nikkei.com/sp/…

当たり前の事ですが、我々は仲介業として、お客様の状況を的確に踏まえ専門家として誠実に業務を全うするエージェントでなければなりません。

リニュアル仲介本部パイロット店 中田でした!

親の反対で350万円のロス!早めの調整が肝要。前のページ

表記間取りでわかる仕切り壁の位置!次のページ

ピックアップ記事

  1. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  2. 土地価格の相場を知る方法
  3. 危険な場所は 地形図で見分ける
  4. 立地適正化計画をご存知ですか?
  5. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?

関連記事

  1. マンション

    資産価値を守る マンション管理、収支改善のコツ?!

    分譲マンションの管理組合で収支が悪化するところが増えているようです。区…

  2. 不動産取引ガイド

    東京23区のアパートは空き家だらけ

    日本経済新聞の報道によれば、不動産調査会社が発表した2016年3月の賃…

  3. 不動産取引ガイド

    税務署からの「お尋ね」が来たら、どうすれば良いのか?4

    マイホームを購入や増改築した時にやってくる税務署からの「お尋ね」につい…

  4. 不動産取引ガイド

    2018 年10月度の不動産相場

    公益財団法人東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)から、2018…

  5. 不動産取引ガイド

    火災保険の基礎知識 知っておきたいポイント(その2)

    火災保険を検討する際は、前回「自力再建」大前提を知ったうえ、検討しまし…

  6. 不動産取引ガイド

    台風で屋根が飛ぶのはなぜか?

    2025年9月の台風15号の映像には衝撃を受けました。竜巻によって…

  1. 不動産取引ガイド

    不動産価格が上がってるって本当?
  2. 不動産取引ガイド

    古さを武器に! リフォームで資産価値を守る中古住宅購入法
  3. お金・ローン・税金

    不動産取引が変わる!365日24時間取引が可能に!
  4. 不動産取引ガイド

    格安物件の落とし穴
  5. 不動産取引ガイド

    インテリアのまとめ方
PAGE TOP