不動産取引ガイド

全国で最も上昇率が高かった地価公示 北陸新幹線の開業で再開発が進む金沢

お世話になっております。法人営業部の犬木です。昨日、国土交通省より平成27年地価公示が発表されました。全国の標準地23,380地点(うち、福島県の避難指示区域内の17地点については調査休止)についての平成27年1月1日時点の価格によるものです。

全国で最も上昇率が高かったのは北陸新幹線の開業で再開発が進む金沢(17.1%)だったようです。最高額地点は9年連続で東京・銀座の「山野楽器銀座本店」(1㎡あたり3,380万円・上昇率14.2%)でビックリです。

住宅地においては、緩やかな景気回復基調が続く中、低金利及び住宅ローン減税等の施策による住宅需要の下支え、株価上昇による資産効果や相続対策による共同住宅等への需要等もあって、下落率縮小又は上昇の継続が見られるようです。

圏域別に見ると、東京圏は、上昇地点の割合はやや減少しているものの依然半数以上の地点が上昇。また、上昇率は昨年より小さくなったが、2年連続の上昇となっています。半年毎の地価動向をみると前半0.5%、後半0.4%の上昇となっています。

大阪圏は、上昇地点及び横ばい地点の割合が増加し6割強となり、下落地点の割合の減少が続いている。また、変動率は下落から横ばいに転換した。半年毎の地価動向をみると前半0.3%、後半0.2%の上昇。

名古屋圏は、上昇地点及び横ばい地点の割合が増加し、依然半数以上の地点が上昇している。また、上昇率は昨年より小さくなったが、2年連続上昇。半年毎の地価動向をみると前半0.9%、後半0.7%の上昇となっています。地価動向をみると前半0.9%、後半1.0%の上昇となっているようです。

詳細については下記の国土交通省の資料をご確認ください。 http://www.mlit.go.jp/…/press/totikensangyo04_hh_000098.html

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