不動産取引ガイド

日本経済の成長率が与える不動産市況について!

日本銀行が15日の金融政策決定会合で、2015年度の実質経済成長率の見通しを1.7%と、前回4月時点の2.0%から引き下げました。海外経済の減速で輸出や生産が下振れたためだそうですが、黒田東彦総裁は会合後の記者会見で「成長率への影響は一時的」と強調したそうです。しかし緩やかな景気回復が続き、消費者物価上昇率も今秋以降に急速に高まるとの認識を改めて示したようです。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGF15H0X_V10C15A7MM0000/

この流れは不動産業界にどのような影響を与えるでしょうか?

ちなみにこの記事を読み、これからインフレ傾向になることが伺えます。

ちなみにインフレとは何かを考えみると、「お金の価値が下がり、物の価値が上がるということ」です。つまり、今まで100円で買えていたジュースがインフレでお金の価値が下がり(またはジュースの価値が上がり)、120円出さなければ同じジュースを買えなくなるのがインフレです。

ちなみに不動産とジュースとの関係性はありませんが、「物」としてみた場合は、これから不動産価格が上昇していく事が予想されます。その為、今が不動産の買い時と捉えるのも良いかもしれません。下記に2015年、16年、17年の日本経済の経済予測と物価見通しに関する表です。もちろん、このようになるとお約束はできませんが、ぜひ、今後の不動産購入をするタイミングの参考になると思います。

法人営業部 犬木

家が身体を蝕む?! アレルギーと住宅の話。前のページ

中古戸建で準耐火や省令準耐火の建築物は火災保険料が安くなる!!次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入は不安でいっぱい
  2. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  3. 危険な場所は 地形図で見分ける
  4. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  5. 立地適正化計画をご存知ですか?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    家の買い時を考える

    よくお客様から家の買い時はいつですか?というような質問をいただきます。…

  2. 不動産取引ガイド

    住宅床材の種類

    床材の中でもとても人気が高いのが、木材で作られたフローリングです。…

  3. 不動産取引ガイド

    それでも空き家は加速度的に増え続ける

    引き続き空き家問題です。(https://smile.re-agent…

  4. 不動産取引ガイド

    サービスルーム(S)と普通の部屋は何が違うのか?

    販売図面を見ていると、部屋は広く窓もあるのになぜか「サービスルーム」と…

  5. 不動産取引ガイド

    令和(れいわ)元年以降の住宅購入の落とし穴?!

    早いもので平成最後の4月に入りました。昨日は新元号「令和(れいわ)」の…

  6. 不動産取引ガイド

    不動産購入前の準備として、インフレに備える家計の見直し!

    ■不動産価格も上昇。不動産購入前にインフレに備える準備を!原油など…

  1. 不動産取引ガイド

    マンションの寿命は?
  2. 欠陥・トラブル

    不動産の放棄制度を整備!?
  3. 不動産取引ガイド

    日本経済の成長率が与える不動産市況について!
  4. 不動産取引ガイド

    中古戸建てを内見する際のちょっとしたチェックポイント
  5. 不動産取引ガイド

    自宅の売買や買い替えの場合、路線価を0.8で割ると時価の目安になる?!
PAGE TOP