家探しをしていて実際に中古戸建を見に行ったとき、あなたなら何処をチェックしていきますか?多くのお客様は、パッと見の綺麗、汚いで一喜一憂してしまっているのではないでしょうか。また、その現地案内をしている不動産会社の営業マンもそれに同調し、また説明するのは「ここは〇〇畳のLDKで...」というようなチラシや現物を見れば誰でも分かるようなことばかり。現況が汚い家は何となく不安が残り、結局のところ、築浅で綺麗な物件や新築を選択するというシーンをよく見かけます。でも、これではお客様だけで家を見に行っているのと何も変わらないですよね。むしろ、営業マンが付いてくるだけ邪魔くさいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
では、どの部分チェックすることが重要なのでしょう?キッチンやお風呂のような設備や、フローリングやクロスの汚れ・キズ、その他、部屋の広さや陽当り、周辺環境など、住宅購入をするに際しては、様々な判断材料があります。これらの内、家自体の広さ、陽当り、周辺環境はリフォームではどうしようもできない項目ですから、とても重要です(その他の重要ポイントは後述)。逆に、それ以外のところは不満があればリフォームしてしまえば、新築同様ピカピカになりますから、然して重要度では高くない項目です。これらのリフォームが必要か否かは人それぞれで、「3年前にリフォームしたお風呂でも、他人が使ったものは嫌」という方もいれば、「古くても使えるならハウスクリーニングするだけで十分」という方もいらっしゃいます。要は主観的に判断してしまって構わない部分だということです。
さて、上記のその他の重要ポイントとは、簡単に言えば性能に係わる部分です。内見時では性能自体は測定できませんが、性能に関わる問題がありそうかどうかについてはチェックすることができます。具体的に言えば、雨漏り跡や木部の不朽、外壁や基礎の劣化といったものです。当然家探しですから前述の設備等のチェックをしながら、さらにこれらの性能に関わりそうなところも自分でチェックするというのは、なかなか一般方には大変なことですし、またある程度慣れがないと、問題を発見しづらい部分でもあります。その他にも、フラット35の金利優遇Sを使う場合の性能基準を満たせそうか、中古住宅用の瑕疵(かし)保険検査を行う場合に指摘されそうな部分はないかなど、住宅ローン減税等各種支援制度利用まで念頭に入れると、とてもではありませんが手に負えなくなってしまいます。
そこで役に立つのが私達バイヤーズエージェントです。
エージェントが一緒に内見する場合には、お客様とエージェントでチェックする項目を分業するというのが、イメージとしては近いかもしれません。具体的に言うと、お客様の方は主観的に判断できる部分をチェック、エージェントの方は、性能に関わるような部分や、各種支援制度利用の障害になりそうなものはないか等をチェックしていきます。お客様自身の感想に加えて、エージェントが収集した情報を踏まえ、総合的に判断していくということを行ないます。基礎の高さ、基礎換気口の設置間隔、屋内の点検口の有無というような、あまり重要そうでなさそうな部分が、実は各種支援制度の利用の可否を分ける、重要ポイントだったりもするのです。減税や金利優遇等を加味した実質負担で比較すると、実は高い物件の方が実質負担は安かったということもよくあります。
このように、リニュアル仲介のエージェントは、同じ内見時間の中でも、専門知識があるからこそ分かることの情報収集に時間を割いて、お客様が適切な判断できるようにお手伝いしております。
(添付画像はエージェントが実際に内見に立会った際のチラシへのメモです。)
以上、リニュアル仲介本部パイロット店 エージェント石川でした。
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