不動産取引ガイド

気に入ったエリアがあったら、実際に歩いてみましょう。

物件を購入するときに重視するポイントは何ですか?
住み慣れた土地?職場へのアクセス?子供の学区域? などなど…
どんなにこれらが良くても、自分が納得できない周辺環境のエリアでは家は買わないですよね?

エリアを決めずに物件探しを始めても、物件探しを進めるうちに気に入る街が絞られてきます。
そうなったら、実際にその街を歩いてみましょう。

そのエリアの地図(建物の形状がわかる程度の縮尺のものがオススメです。)
方位磁石(スマホに付属していることが多いです。)
があると良いです。

また、日頃ヒールが多い女性の方もこの日はスニーカーをおすすめします。
エリアを見ることが目的であって、物件から駅までの足への負担を確認する日でないからです。おすすめしません。

実際エリアを歩きながら、気になるマンションがあったら、その場で建物名をチェック。
(管理状態が悪かったり、不衛生だったり…第一印象の悪いマンションはその時点で候補から外れるはず…)
地図と方位磁石で建物の形状とベランダの向き、日当たりを確認。
マンション名をgoogleで検索。
売りに出ていればその情報がすぐに見つかりますし、売りに出ていなくても過去情報から築年数や施工元、管理会社等がわかることが多いです。
良いマンションだなと思っても、賃貸専用だったりすることも。

ポータルサイトの情報から得られるものも多いですが、それだけで判断するのは現実的ではありませんよね。
インターネットで物件を探して、物件を見に行き、その周辺環境を確認するのではなく、
周辺環境から物件を探すのもひとつ変わった視点ではないでしょうか。

お休みの日の家族のレジャーとして、街歩き、おすすめです。

欲しいものは自分で造ればいいじゃないか前のページ

下水管の事故にも火災保険って使えるの?次のページ

ピックアップ記事

  1. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  2. 危険な場所は 地形図で見分ける
  3. 立地適正化計画をご存知ですか?
  4. 住宅購入と 生涯の資金計画
  5. 買ってはいけない物件を自分でチェック

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    引っ越し費用あなたはいくら払いますか?費用を抑える裏ワザが…必見!!

    住宅購入したら次に行うのは引っ越しです。そして、ファミリーとなると…

  2. 不動産取引ガイド

    家を買ったら目の前に大きな道路ができてしまった...

    静かな周辺環境が気に入って買った“憧れの戸建て住宅”。ところが…

  3. 不動産取引ガイド

    「ペアローン」で住宅ローンを組む方が増えています!リスクも増えている・・・

    ご夫婦で協力して住宅ローンを借りる「ペアローン」が拡大しているようです…

  4. 不動産取引ガイド

    色の表現、上手く伝える事は出来ますか?

    リフォームをお願いする時、壁の色を変えたいとき、自分が思い描く色と伝え…

  5. 不動産取引ガイド

    「マンション節税」、「タワマン節税」は昔の話になる?!

    国税庁が「マンション節税」や「タワマン節税」の防止に向け、相続税の算定…

  6. 不動産取引ガイド

    【住宅ローン減税8】築後年数要件戸建て編~木造・旧耐震~

    戸建編の続きです。今回は旧耐震の木造住宅を購入する際の判断基準や手…

  1. 不動産取引ガイド

    購入する物件が決まった後にすること その4(住宅ローン 本審査申込)
  2. 不動産取引ガイド

    定期借地権マンションの真実:魅力的な価格の裏に潜む資産価値の課題
  3. お金・ローン・税金

    住宅ローン控除を理解しておきましょう。
  4. 不動産取引ガイド

    3.11 あれから6年
  5. 不動産取引ガイド

    本気で購入を決めたら1~2か月が勝負
PAGE TOP