築10年のリノベ済み戸建て物件。内装、外壁共にピカピカです。でも見た目の綺麗さに惑わされてはいけません。見るべきところはきちんとみましょう。リニュアル仲介のエージェントが内見時に気付いた点を情報発信!今回もバイヤーズエージェントの生の声をお届け致します。皆様のお住まい探しにお役立て頂ければと思います。
≪注目した箇所一覧≫
- 隣地との高低差
こちらは、起伏のある地域の物件の時は必ずチェックしなければいけません。現状の擁壁に劣化がないかの確認(水抜き穴の雑草がないかなども)はもちろんですが、高低差がどれくらいあるかによって、再建築時に求められる工事内容が変わり、それによって再建築費用に大きく差が出る可能性があります。自分は建替えるつもりがなくても、将来売却することになった際に、次の買い手が建替えを検討するかもしれません。その時に、余計なコストがかかる物件だった場合には、その分、安く売らなければならなくなる訳ですから、リセールバリューに直結する話です。
- 網入りルーバー窓(ジャロジィ)の劣化
気泡のようになっているのが劣化。通常はあまりこのような事にはならないですが、新品の時の製品の品質によっては、時間が経過すると鉄線がサビて膨張し、窓が割れてしまいます。また他の物件では、陽当りが良すぎるのことに加えて部屋内の窓をふさぐような距離にタンスを置いていたことによって、同じく鉄線が膨張したことが原因と思われるひび割れを見かけたことも有ります。大問題ではありませんが、交換しようと思えば費用がかかることですから、無い方が好ましいです。
- 周辺の住宅にアンテナがない
電波障害がある地域でTVはアンテナではなく、ケーブルテレビにしていることがあります。見に行った家のこと以外のことについては、意外と気づかないものですが、周辺の様子も観察するようにしましょう。
- 水道管口径(三階建ての物件だったので)
三階建ての場合は20㎜以上の口径がある方が好ましいです。古い家の場合や隣地の方々の水道管の引き込み状況によっては13㎜口径で引込まれていることも有ります。結果的には水道管の口径うんぬんというよりは水圧に問題がなければ良いわけですが、売主さんが住んでいたり、空き家で水道が止められていたりして、内見時に水を出して確認することも中々しづらいところです。水道メーターは道路の近くの分かり易いところにあることが多いですので、ひとてまかかりますが、見ておいて損はないでしょう。
リニュアル仲介では、内見ひとつとっても、一般的な不動産屋さん以上の情報をお客様にご提供致します。“たかが内見、されど内見”です信頼できるプロを見つけることができれば、同じ量の内見をしても検討の深度が全く異なります。是非、リニュアル仲介にご相談下さい。
以上、リニュアル仲介本部 パイロット店 エージェント 石川でした!
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