不動産取引ガイド

マイナス金利効果?!で住宅購入者が増えています。購入後の引越し業者の選定方法をご存知ですか?!

毎年3月は引越し依頼がもっとも多い月となり、費用も大幅に上がります。その際に注意して欲しいポイントは引越しの見積りは料金だけに目を奪われず、サービス内容を確認することや、当日の作業内容を打ち合わせすることなど、事業者とすり合わせるべきことはたくさんあります。多くの方は引越し見積りサイトなどを活用して、業者選定をしていることと思いますが、料金だけで業者を選び、「安かったけど二度と頼みたくない」、「ずさんな作業でかえって高くついた」といったことも多く聞きます。

そのような失敗を避けるためにも以下の3つのポイントを押さえて引越し見積りに臨んでみてはいかがでしょう。

・見積の際は事前に打ち合わせ時間を伝え、その場で一人の判断で即決はしない。

・業者の提案のサービスを見極める

(見積り関係無料、手付金不要、ダンボール箱無料、午後便割引、50%オフチケットなど)

・引越し日当日にもめないよう、細かな事まで事前確認をしておくこと

ちなみに、引越しの見積の内訳は下記の通りです。

■引越し料金の内訳 「運賃」+「人件費」+「梱包費(こんぽう)」+「保険料」+「付帯サービス」

・運賃 輸送にかかる料金。トラックの大きさ、台数、輸送距離、(または作業にかかる時間)によって算出されます。

・人件費 作業員にかかる費用。作業員の人数が多くなればなるほど料金は高くなります。

・梱包(こんぽう)費 梱包資材(ダンボール箱、粘着テープ、布団袋、緩衝包装材)にかかる料金。

・保険料 利用者がかける任意の保険。高額な荷物や、事業者の責任を問えないようなトラブルで荷物が破損した場合等に補償されます。

・付帯サービス 基本サービスに含まれないサービスにかかる費用。ピアノ運送や乗用車運送、エアコンの着脱などの料金がこれにあたります。

もちろん、この内容だけでは十分とは言えないと思いますが、引越し業者も繁忙期はきちんとした打ち合わせの時間も確保出来ず、結果、トラブルが発生してしまう場合もあるようです。気持ちよく、引越しも終えられる事を願っています。

法人営業部 犬木 裕

———————————————–

「資産となる不動産を真剣に考えるセミナー」

・マーケットを知る
・資産性とは何か
・リスクを考える
・減税・補助金
・私達ができること

↓ 詳細はコチラ ↓
http://www.rchukai.jp/semi/

———————————————–

電力自由化で別の問題がおきています。前のページ

日銀のマイナス金利政策で住宅ローンは何が変わった??次のページ

ピックアップ記事

  1. 立地適正化計画をご存知ですか?
  2. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  3. 住宅購入と 生涯の資金計画
  4. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  5. 危険な場所は 地形図で見分ける

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    敷地境界に(ブロック)塀がある場合の注意点(その②)

    土地の境界線上に塀が設置されているが、老朽化して修繕が必要となっている…

  2. 不動産取引ガイド

    無電柱化の推進!

    電柱化推進のための新たな取り組みが行われている事はたまにニュースなどで…

  3. 不動産取引ガイド

    建築基準法改正 ~3階建て戸建の資産価値が甦る!?~

    平成30年6月20日、建築基準法の一部を改正する法律案が成立しました。…

  4. お金・ローン・税金

    住宅ローン控除額が増える事もあります。

    夫婦共有名義にし、各人の名義で住宅ローンを借り入れ出来れば、夫婦それぞ…

  5. 不動産取引ガイド

    いよいよ「捨てる街」選びが始まった!

    今後の資産価値を左右する「居住誘導区域」とは?平成28年2月1…

  6. 不動産取引ガイド

    「東京脱出」した人はどこへ?

    本日のニュースで「東京脱出」した人はどこへ?というタイトルがありました…

  1. 不動産取引ガイド

    2023年の不動産購入時の参考に!首都圏の「新横浜線」に注目が集まる?!
  2. リニュアル仲介通信

    平成26年10月 住宅ローンの落とし穴
  3. 不動産取引ガイド

    住宅ローンの「繰り上げ返済」、 注意点をご存知ですか?!
  4. 不動産取引ガイド

    住宅ローンの金利上昇の兆しあり!注意すべきポイント?!
  5. 不動産取引ガイド

    オリンピック効果で不動産価格はどう変化するのか??
PAGE TOP