お金・ローン・税金

トイレは10年ほどで故障や不具合が出てくる?!最近のトイレ事情とは?!

家庭のトイレは、新築の場合なら短くみても10年は十分に使用に耐えることができる住宅設備ですが、10年を過ぎると、故障や、不具合が出てくる場合が多いようです。
便器自体の寿命は長いですが、温水洗浄便座(ウォシュレット)の不調やトイレタンクの部品の故障が先に起こることがほとんどです。

また、トイレが流れにくい、タンクの継ぎ目から水漏れする、排水部分から水が浸み出ている、といったトイレの不具合が起きると、たいていのお客様は、まず修理をご検討されるようですが、思い切って、交換をした方が結果としてお得な場合が多いようです。

その場合は最新の節水型トイレに取り換えて、10年使うことを考えると、水道代もかなり節水できるようになります。
つまりはトイレ業界も日々進化しています。
つい先日も、水回り住宅設備メーカーの業界団体、日本レストルーム工業会(名古屋市)が、トイレの操作パネルのピクトグラム(絵記号)を統一すると発表しました。

もともと1964年の東京五輪にて男女のトイレをシルエットで示す絵記号が生まれ他国にも広がったようです。
2020年を控え、新しい統一記号でも世界標準をめざし、各社の海外販売に弾みをつけることを目指しているようです。

操作パネルの表示は各社が独自に表現していましたが、日本で初めて目にする外国人のなかには「使い方が分からない」と戸惑う例も多かったようです。
温水洗浄便座は67年に伊奈製陶(現LIXIL)が初めて国産品を発売した。
欧米では医療用として使われていましたが、日本で独自に進化しました。

国内では16年に家庭普及率が8割を超えましたが、海外では遅れているようです。工業会が米国・英国・シンガポールで実施した調査では普段使っている人は3.6%にとどまり、ただ認知率は7割を超えており、海外の伸びしろは大きいと予測しています。

TOTOは世界80カ国以上で販売し、2016年度は2012年度比2.5倍の販売を見込んでおり、世界共通の絵記号を販売拡大につなげるようです。
LIXILも2016年秋に欧州市場に参入しました。

政府は2020年に訪日客4000万人をめざす。東京五輪に向け公共施設などのトイレの刷新や新設は相次ぐ。訪日客らの評価が各社の世界展開にも影響を与えそうです。

法人営業部 犬木 裕

***************************************************

■不動産の資産価値を即座に判断

セルフインスペクションアプリ「SelFin」

https://self-in.com/(ご利用は無料です)

■資産となる家を真剣に考えるセミナー

http://www.rchukai.com/#!seminar/c1vy0

***************************************************

相続人がいなくても不動産は売れる!前のページ

既存住宅売買瑕疵(かし)保険と住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)次のページ

ピックアップ記事

  1. 立地適正化計画をご存知ですか?
  2. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  3. 住宅購入は不安でいっぱい
  4. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  5. 住宅購入と 生涯の資金計画

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    所有者不明土地の解消に向けて

    近年、相続した不動産について相続登記がされていないケースが数多く存在し…

  2. 不動産取引ガイド

    引渡し前の確認について

    売買契約を済ませ、住宅ローンの手続きも無事に終わり、あとは売主様に残金…

  3. お金・ローン・税金

    「不動産は買い時」と53.5%%が回答した その理由とは?  

    「不動産は買い時」と53.5%%が回答!買い時だと思う理由につ…

  4. お金・ローン・税金

    フラット35が使えない物件

    日銀は、7月31日に開いた金融政策決定会合で、政策金利を0.25%程度…

  5. 不動産取引ガイド

    座りすぎリスクで死亡率上がる?!

    職場の健康増進という観点から、1日のうち座っている時間(座位時間)が長…

  1. 不動産取引ガイド

    無印良品がつくる家!
  2. 不動産取引ガイド

    その擁壁(カベ)、本当に安全ですか?~宅地造成等規制法~
  3. 不動産取引ガイド

    スルガ銀行のシェアハウス問題から学ぶ住宅ローンの考え方
  4. お金・ローン・税金

    2023年9月 フラット35金利のご案内
  5. 不動産取引ガイド

    ラジコンやドローンを飛ばしてはいけません! ~航空法~
PAGE TOP