お金・ローン・税金

買った家によってローン控除の上限額が大きく変わる!「200万円」「400万円」「500万円」になる時の違い【中古住宅400万円編】

前回は、住宅ローン控除の上限額が400万円になる物件の代表的なものとして、新築の建売住宅、土地を買って新築、既に所有している土地に新築、の3つがある旨ご説明いたしました。

今回は、中古住宅でも控除額上限額が400万円になるケースについてご説明いたします。

最近では中古住宅のリノベーション物件なども販売されるようになっています。

これらは、例えば競売などで事業者が中古住宅を購入し、それにリノベーションを加えて再販売するというモデルですので、中古住宅ではあるものの、事業者が売主となっています。

よって、建物部分には消費税が課せられています。リノベーション済み物件のチラシの価格の部分を見てみると、「税込」と書かれていると思います。

売主が個人で建物部分に消費税がかかっていないにもかかわらず税込と書かれていたら変ですので、もし税込と書かれていれば、売主は事業者と考えても差支えないでしょう(もちろん広告が間違えている可能性もありますが)。

ここでついでにちょっとした豆知識のお話ですが、例えば5,000万円の物件が売りに出ていたとして、“消費税が8%だから、5,000万×8/108で370万円も消費税がかかってる!”と思うのは早計です。

5,000万円の中には、非課税である土地の価格も含まれているからです。

中古住宅の場合、売主が個人の時の売買契約書に記載される売買価格は、土地部分・建物部分を分けずに一緒くたになっているのですが、事業者が売主の場合には彼らの納税額(消費税の)を計算しなければならない為、役所で取得できる固定資産評価証明書など用いる方法によって建物相当額を計算し、土地、建物、消費税額が明記されます。消費費税額はその業者の税理士などが計算していることが多いようです。

例えば、固定資産評価証明書で土地評価額と建物評価額の割合が4:1、税込物件価格が8000万円だったとした場合、土地6400万円、税込建物1600万円。1600万円×8/108=消費税額約118万円。というような計算です。

以上、3回に渡って、購入する物件によって適用となる住宅ローン控除の上限額が変わることについて書いてきました。

これらのことを把握しておくと、夫婦で住宅ローンを組んだ方が良いのか、それとも単独で買った方が良いのか?ローン控除400万円適用の4,000万円の物件と200万円適用の3,900万円の物件と、どちらが安いのか?など、控除額も含めて総合的に判断することができるようになります。

リニュアル仲介ではこのようなことについても適切にアドバイスさせて頂きながら、お客様のお住まい探しをお手伝いしております。住宅購入を検討の方は是非ご相談下さい。

リニュアル仲介本部パイロット店 エージェント石川でした。

***************************************************

■不動産の資産価値を即座に判断

セルフインスペクションアプリ「SelFin」

https://self-in.com/ (ご利用は無料です)
■資産となる家を真剣に考えるセミナー

http://www.rchukai.com/#!seminar/c1vy0

***************************************************

ピックアップ記事

  1. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  2. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  3. 住宅購入と 生涯の資金計画
  4. 危険な場所は 地形図で見分ける
  5. 土地価格の相場を知る方法

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    タワーマンションに向いている人・向いていない人⁉

    昨今、高層タワーマンションに憧れる人は少なくありません。しかし、記憶に…

  2. 不動産取引ガイド

    不動産関連ニュースは鵜呑みにしてはいけません!

    年明けから春先まで不動産の繁忙期と言われます。こういう時期は不動産会社…

  3. 不動産取引ガイド

    修繕積立金の金額はどのように決まっているのか??

    マンション購入を検討されている方は、管理費・修繕積立金の金額は必ずチェ…

  4. お金・ローン・税金

    不動産取引が変わる!365日24時間取引が可能に!

    以前の記事で、年末年始も不動産取引ができるようになる、とありましたが、…

  5. 不動産取引ガイド

    室内にウッドデッキ!目からうろこのDIY術

    久々のDIYネタです。モノづくりが好きで、下手の横好きでいろいろ手…

  6. 不動産取引ガイド

    建蔽率(けんぺいりつ)と容積率の目的

    建ぺい率と容積率があるのは何のためでしょう。間取りや構造以前に…

  1. お金・ローン・税金

    親から資金援助をしてもらい住宅購入する場合の注意点
  2. お金・ローン・税金

    『ローンの返済を具体的に比較検討、シミュレーションするならこれ!』
  3. 欠陥・トラブル

    相続した農地の有効活用法
  4. お金・ローン・税金

    2020年3月 フラット35金利のご案内
  5. 不動産取引ガイド

    実測売買と公簿売買の違い
PAGE TOP