天災・事故等

新潟県中越地震から14年

10月23日は新潟県中越地震が発生した日です。
あの日から早14年。
当時工務店・リフォーム会社向けに木造住宅の耐震事業の推進を行う仕事に携わっていたので、当時の様子はよく記憶しています。

それにしても新潟県中越地震に関する報道がされませんね。
忘れないことが最も大切なのですが、日本は災害大国なので、災害の記憶もあっという間に風化してしまうようです。

大きな地震被害が発生するたびに、事前防災の難しさを痛感します。
いつ発生するかわからないのが地震の恐ろしいところです。
台風のように確率の高い発生予測ができれば、その瞬間街を離れるという最低限の対策が取れます。
半年後に起きますよとわかれば、当たり前のように耐震改修が進むと思います。

でもいつ来るかわからない。
そんな不確かな不安を解消するには、耐震改修はお金がかかり過ぎます。
耐震改修は本当に満足度を実感できない工事です。
実際に地震が起きてみないとわからない。
同じ費用をかけて旅行にいったり、最新の家電を買った方が満足度が圧倒的に高い。
お金の要素が絡むと、優先順位を誤ってしまうのです。

過剰に恐れる必要はないのですが、日本という国に住んでいる以上、いつかは必ず地震被害を被ることを前提にしないといけません。
既に家を持っている人は、自宅の耐震性能を把握する必要があり、必要であれば改修工事が必要です。
自分が住んでいる街がどれくらいのリスクを抱えているのかも知っておく必要があります。

これから家を買う方は防災の観点ではラッキーです。
災害を被る確率が低い街を選択できるからです。
地震リスクが少ない街を選ぶこと、耐震性能に優れた家を選ぶことは、非常に有効な地震対策です。
また、耐震改修に必要な資金も、住宅購入後に比べると、確保しやすいです。

「だから言ったじゃないですか」
事前防災を学んだものにとって、最も言いたくない言葉です。
どのように伝え、どのように問題を解決するか。
地震で命を落とす人をゼロにしたい、日本は地震は多いけども地震に強い国なんだと、被害ゼロを実現したい、そんな想いであれこれ考えたひとつがリニュアル仲介というサービスになります。

新潟県中越地震だけでなく、象徴となる日は1年のうち何度かあります。
地震防災を毎日考えるのは難しいのですが、象徴となる日くらいは、ご家族と地震防災をテーマに話をしてみるのはいかがでしょうか。

今年は大阪で地震がありましたし、豪雨被害や台風などで防災意識が高まっています。
ただ、防災グッズを買うことが唯一の防災対策ではないです。(防災グッズは事後防災です。優先すべきは被害を未然に防ぐ事前防災です)
どういう状況が最悪なのか、その最悪を防ぐにはどうすればよいのか、答えはないのですが、意識し、少しでも行動することが、被害ゼロに近づく一歩になると信じています。

リニュアル仲介では、検討地域の災害リスクに関する情報提供も行っています。
戸建て住宅の耐震化はかなり得意な分野なので、中古住宅、特に戸建て住宅をご検討の際はお気軽にお問い合わせください。

リニュアル仲介の稲瀬でした。

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