不動産取引ガイド

間取りの考え方

一般的なマンションの多くが廊下から洗面室に入る間取りです。
そしてほとんどの場合洗面室に洗濯機置場があります。

家事の動線を優先させるとキッチンで食事の支度→廊下→洗面室で洗濯→廊下…となります。

ここで間取りを考える時に洗濯機置場をキッチンに置く案とキッチンから直接洗面室に行く案はいかがでしょう。

・キッチンに洗濯機を置くことはかなり奇抜なアイデアだとおもいますが、実際に置いている人のブログを見てみると
なかなかの使い勝手がよさそうです。
利点は洗濯のためにキッチンを離れずに済むのがけっこうありがたいそうです。
また、洗面所は来客にも間違いなく見られるところなので綺麗にしておける。
洗濯機パンがないと脱衣スペースはゆったりと使えるそうです。

・キッチンから直接洗面室に行くはかなり合理的な発想ではないでしょうか。
マンション、戸建て共通で考えられる間取りです。

最近では共働きが増え家事も分担制になり家事時短が話題となっております。
これからお住まいの購入をお考えの方は自分達の動線をしっかり考えた
間取りにすれば家事の時短になるのではないでしょうか。

その他間取りで失敗のランキングを見つけました。
以下の通りです。

1.配線の位置・・・コンセントやスイッチの位置が使いづらい、数が足りない。
2.収納・・・収納スペースが不足、収納場所が不便、内部が使いにくい。
3.広さ・・・部屋が広すぎた・狭すぎた、空間の大きさのバランスが悪いなど
4.明るさ・温度・湿度・・・暗い、寒い、暑い、ジメジメ、冷暖房の効率が悪いなどの問題
5.視線・・・家の中や外からの視線が気になるという失敗は、住むまで気付かないこともあります
6.音・ニオイ・・・足音、話し声、テレビの音、食洗機や洗濯機の音、外の騒音、調理のニオイなど
7.動線・・・よく行き来する空間が遠い、行きにくい、家族同士がぶつかりそうになるなど、動線の混乱はストレスのもとです。

こんなにたくさんの失敗だと思っている人いるようです。
家族構成の動線や、お持ちの家具をうまく活用できるような間取を相談してみてはいかがでしょうか。

リニュアル仲介、渡辺でした。

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