いよいよ本年10月に消費税が増税となり10%となります。
金額の大きな不動産購入にあったっては、その影響を心配されている方も多いのではないでしょうか。
そんな方に知っておいていただきたいのが「次世代住宅ポイント制度」です。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000170.html
「次世代住宅ポイント制度」とは、消費税増税による住宅取引の縮小を抑え、同時に良質な住宅の普及を促進しようというものです。
対象となる新築住宅の購入やリフォーム、注文住宅の取得をした場合に「次世代住宅ポイント」が発行されることになります。
ここで注意したいのが、「次世代住宅ポイント」が発行される住宅には条件がある、ということです。
例えば、「断熱性や耐震性などに一定以上の性能を持つ家」や「家事負担を軽減する設備(食洗機や浴室乾燥機、掃除しやすいトイレなど)がある家」を購入すると、このポイントが発行されます。
一方で、中古住宅を購入しただけではポイントは発行されません。
中古住宅を一般の個人の方から購入した場合には、そもそも消費税がかかりませんので、ポイント発行による補助をする必要がないからです。
ただ、中古住宅を購入してリフォームをした場合には、リフォーム分に関してはポイント発行の対象とすることができます。
発行されたポイントについては、防災、健康、子育てなどに関連する商品と交換できるようになるようですが、具体的な商品についてはこれから公募で決定されるようです。
また、この「次世代住宅ポイント」の発行に関しては、住宅取得者本人からの申請が必要になります。