今日はホームズさんのレポートをご紹介します。テーマは、住宅購入の頭金。消費者に対し、住宅購入に際していくらの頭金を用意したかをヒアリング調査したものです。(詳細はリンク先をご覧下さい)
さて、日頃私がお住まい探しのお手伝いをしていると、手元資金(主に現金)の多くの部分を住宅購入に使う計画で考えていらっしゃる方がいます。その理由は住宅ローンの借入額をできるだけ少なくする為ということですが、でも本当にその金額を住宅購入の為に使ってしまってよいのでしょうか。将来、教育、医療、車などで、瞬間的にまとまったお金が必要になることはないでしょうか。
現在は史上空前の低金利です。例えばフラット35の今月の金利は35年固定で1.61%です。さらに、数ある融資の中で、「住宅ローン」は金利が非常に低く設定されています。この金利で調達せずに、数年後になって前述の車、教育、医療などの為に住宅ローンよりも高い金利で資金調達していては、何かちぐはぐな感じです。
せっかく現金は何にでも使える利点がある訳ですから、全部を住宅に使ってしまうのではなく、例えば、流動性の高い投資商品に投資しておくといったことも一度検討してみるのもよいのではないでしょうか。
http://www.homes.co.jp/cont/press/report/report_00044/
リニュアル仲介本部パイロット店 石川でした!