日銀の10年国債の金利が乱高下しています。
いえ、「下」はあまりしていませんね。うろうろ上がり続けています。
弊社で代理店を行っているフラット35の金利はもちろんのこと、
各金融機関が月に1回設定する「今月の金利」も、これにほぼリンクしています。
ということは…
金利が上昇傾向にあるということです。
じゃあ実際に金利が0.1%上がると、総返済額はどのくらい変わってくるのでしょうか?
わかりやすいように全期間固定金利で試算してみました。
ex)
借入金額:3,000万円
借入期間:35年(全期間固定)
<パターン1・金利1.54%>
毎月の返済額: 92,444円
年間返済額 : 1,109,328円
総返済額 : 38,826,354円
<パターン2・金利1.64%(パターン1プラス1%)>
毎月の返済額: 93,926円(+1,482円)
年間返済額 : 1,127,112円(+17,784円)
総返済額 : 39,448,936円(+622,582円)
いかがでしょうか?
たしかに毎月の支払差額は約1,500円ですが、
総支払額にすると62万円もの差額が出ています。
62万円あったら…老後の積み立て?お子さんの進学のときにもまとまったお金が必要になりますよね。
たった62万円?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、これってノーリスクの62万円なんです。
自分が何か苦労をしなくても、手元に残るはずだった62万円なんです。
しかもたった0.1%で、です。
例えばフラット35の金利は毎月0.1%以上変化することなんてザラです。
今月は1.54%ですが、ちょうど1年前の2014年6月は1.73%でした。
そう考えると、金利の安い時期が住宅の購入時期だと思いませんか?
上昇傾向にはあるものの、まだ間に合います。
是非住宅の購入時期を再考してみてはいかがでしょうか…?