不動産取引ガイド

買っても大丈夫?任意売却とは。

たまに販売チラシの隅っこに「任意売却物件のため、債権者の同意が必要です。」との記載がある場合があります。
これは、どういうものでしょうか。

任意売却とは、例えば、売主様が住宅ローンを払えなくなり、「差押」手続きなどが開始されてしまっているケースです。
差押がされると、次には裁判所の「競売」手続きが始まってしまいます。

ところが、競売になってしまうと、通常の取引価格より安い値段になってしまうため、住宅ローンを貸し付けている銀行は貸付金の回収が見込めなくなってしまいます。

そこで、競売手続きが始まるまでの間に、競売ではなく通常の取引で売却を行おう、というのが任意売却と呼ばれる手続きです。

そのため、任意売却の場合に取引価格の主導権を握っているのは、売主様ではなく銀行などの「債権者」となります。

銀行としては、残っている住宅ローンを、競売が始まる前までに早く回収したいし、一方でなるべく多く回収したい、という思惑があります。

購入する側としては、銀行の急ぎ度合や、残債の額によって、購入できる金額が決まってくることになります。

任意売却の際に注意すべきは、売主様の資産状況に問題がある、という点です。

銀行の住宅ローン以外にも借金や税金の滞納があったりする場合には慎重に手続きを進める必要があります。

チラシの文言だけでは判断できませんので、具体的な取引状況をチェックしましょう。
———————————————–

「資産となる家を真剣に考えるセミナー」

・マーケットを知る
・資産性とは何か
・リスクを考える
・減税・補助金
・私達ができること

↓ 詳細はコチラ ↓
http://www.rchukai.com/#!seminar/c1vy0

———————————————–

「超低金利を背景に 平均2.6年で借換えを決断!」前のページ

設備の不具合の責任≪中古住宅の保証 その②≫次のページ

ピックアップ記事

  1. 立地適正化計画をご存知ですか?
  2. 住宅購入は不安でいっぱい
  3. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  4. 土地価格の相場を知る方法
  5. 危険な場所は 地形図で見分ける

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    住宅購入の失敗は不適切な予算設定が原因

    今年こそは家を買おう!と決めている方も多いのではないでしょうか。い…

  2. お金・ローン・税金

    地震保険料控除証明書ハガキがそろそろお手元に届く時期です。ご確認ください。

    地震保険の保険料は控除の対象なのはご存じでしょうか?これは地震保険…

  3. 不動産取引ガイド

    相続争いの火種 ~遺留分について~

    不動産を所有している方が亡くなった場合、問題となる事例のひとつが「遺留…

  4. 不動産取引ガイド

    『マイホーム購入過程に起こる、「妻がイラッ」とした瞬間!』

    こんな記事が目に飛び込んできた・・・『マイホーム購入過程に起こ…

  5. 不動産取引ガイド

    海外赴任者 帰任に備えた日本の家探し 4 【事前準備~売買契約締結 編 2/9】

    「海外赴任者 帰任に備えた日本の家探し」シリーズ。今回は、帰国前に行な…

  1. 不動産取引ガイド

    大地震と住宅購入
  2. 不動産取引ガイド

    長周期地震動とは
  3. 不動産取引ガイド

    スルガ銀行のシェアハウス問題から学ぶ住宅ローンの考え方
  4. 不動産取引ガイド

    簡単に家は建替えできない⁉
  5. 不動産取引ガイド

    快適なすまいづくりは照明から
PAGE TOP