不動産取引ガイド

憧れの一戸建て。リアルに買えるエリアの見つけ方。【後編】

今回は、後編として「地価公示・都道府県地価調査の情報を用いて俯瞰し、現実的なエリアを絞り込む方法」をご説明致します。
まず、広い地域を俯瞰してエリア選定を行なう時に役立ちそうなサイトをお伝えします。

◆地価マップ

http://www.db-map.com/ztika/a.html

※タブを切り替えて「住宅地、住宅見込み地」だけ表示される様にしたほうが見やすいと思います。

これは、地価公示(国交省)と地価調査(都道府県調査)(以下、地価公示等)の情報をgoogle map上にプロットしたものです。
地価公示等は、実勢の価格よりもやや低くでることが多いですので、実際に取引されるときの土地値は地価公示等×1.1~1.2程度になると思います。
前編で触れた延べ床面積を一つの足掛かりに逆算をし、地価公示等がいくら以下の地域が候補となるかを計算してみたいと思います。
戸建ての場合、用途地域が「一種低層:建ぺい率40%・容積率80%/同50%・100%、 一種中高層等:同60%・160又は200%」と指定されている地域の物件が主な候補となると思います。

数字が小さいほど、敷地に対して小さい建物しか建てられませんから、隣の家との間隔が広く、ゆったりとした地域になります。

延床面積が100平米ほしいとした場合、前者の一種低層の地位では、敷地面積が100~125平米なければいけません。

先日お伝えしたパワービルダーで新築した場合の建築費用が1500万円、予算が3000万円だとした場合、残り1500万円が土地に使える予算となり、1500万円÷100~125平米=平米単価15~12万円。これを実勢価格相当にした場合には、1.1~1.2で割ることになりますから、地価公示等の価格では13.6~11万円程度のところが射程圏内ということになります。

後者の一種中高層のような地域の場合、三階建てが建ちますので、敷地面積は前者の地域よりも小さくても済みます。

容積率が160%の地域だった場合、敷地面積が75平米あれば、延べ床面積で120平米・3階建てが建てられます(敷地形状等により変化します)。

上記計算式の“1500万円÷100”のところを75平米に置き換えて計算を行ない、地価公示等は18万円程度まで射程圏内ということになります。

「ゆったりとした戸建てが希望で3階建てはいや」という方は、一種低層の方の計算式で算出される地価のエリアを探すようにしましょう。

不動産情報のポータルサイトをひたすらチェックし続けるのも一つの手ではありますが、「イレギュラー要素があるから安い」というような物件も混在しており、結局、自分たちの予算内でちゃんとした物件が買える現実的なエリアが分からなくなってしまうこともあります。

前編・後編でお話ししたような方法を用いて俯瞰をすると、深堀りすべきエリアを見つけることができます。

 

もちろんリニュアル仲介では、このようなエリア選定からお手伝いをさせて頂いております。お困りの方は是非ご相談ください。

以上、リニュアル仲介本部パイロット店 エージェント石川でした。

———————————————–

「資産となる家を真剣に考えるセミナー」

・マーケットを知る
・資産性とは何か
・リスクを考える
・減税・補助金
・私達ができること

↓ 詳細はコチラ ↓
http://www.rchukai.com/#!seminar/c1vy0

———————————————–

 

その「手付金」ホントに払って大丈夫!?前のページ

WEBアプリを活用して不動産価格などを透明化する?!次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入と 生涯の資金計画
  2. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?
  3. 住宅購入は不安でいっぱい
  4. 立地適正化計画をご存知ですか?
  5. 危険な場所は 地形図で見分ける

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    もしも金利が上がったら…

    新型コロナによる経済への影響や、世界規模の情勢不安から世界では金融引き…

  2. 不動産取引ガイド

    住宅ローン「頭金なしで今購入」か「5年後に頭金ありで購入」どちらが正解?

    「いつかはマイホームを」と考えたとき、多くの人はまず頭金を貯めようとし…

  3. 不動産取引ガイド

    連帯債務者の団信

    フラット35でも住宅ローンを組む際に団体信用生命保険(団信)に加入され…

  4. 不動産取引ガイド

    『不動産ID』を活用した新たな試みがスタートしています!

    土地や建物など不動産ごとに17ケタの数字を割り振って住所を識別する「不…

  5. 不動産取引ガイド

    家を買うなら知っておきたい「品確法」のポイント!

    品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)が施行されたのは2000年…

  6. 不動産取引ガイド

    中古住宅・マンション購入後の資産価値の下がり方とは?!(後編)

    前回は不動産の資産価値は「立地」等に左右される場合が強いことをお伝えし…

  1. 不動産取引ガイド

    不動産購入時にハザードマップの確認は重要です。もし危険該当エリアの場合、「マイ・…
  2. 不動産取引ガイド

    フェンスが倒れたら!?
  3. 不動産取引ガイド

    不動産業界の新常態(ニューノーマル)を探る?!
  4. 不動産取引ガイド

    バスがなくなる街
  5. 不動産取引ガイド

    知らないと損するサッシ交換のポイントについて
PAGE TOP