不動産取引ガイド

「印鑑」「印影」「印章」この違いご存知ですか?

「印鑑」「印影」「印章」この違いご存知ですか?

リニュアル仲介法務部です。

今回も契約などの際に良く使われる言葉の解説です。

契約のご案内をする際に「印鑑を持ってきてください」とご案内をしてしまうと、それは間違いです。

まず、「ハンコを持ってきてください」という意味で使うのは「印章」になります。「印章」=「ハンコ」です。

この印章(ハンコ)を押して紙に映る文字や紋様などを「印影」と言います。

そして「印鑑」とは、印影の中でも実印や銀行印など、市区町村や銀行に届け出られているハンコの印影を言います。

とは言っても、今では辞書にも「印鑑=ハンコのこと」と記載されていたりするので、目くじら立てるほどのことではありませんが、プロとしては正しい言葉を使いたいですね。

ちなみに、印鑑登録できるハンコの大きさは一般的に8mm~25mmとなっています。

大き過ぎても小さ過ぎてもダメということですね。

不動産購入をきっかけに実印登録した、という方も多いようです。

次回もまた契約にまつわる用語をご紹介します!

 

木造住宅の和室に使われる壁の種類のお話前のページ

備えあれば憂いなし!先日の地震は危険信号?次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入は不安でいっぱい
  2. 立地適正化計画をご存知ですか?
  3. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  4. 住宅購入と 生涯の資金計画
  5. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    中古戸建てを購入する際のリフォームの優先順位

    中古住宅を購入される方の多くがリフォームを検討されています。クロス…

  2. 不動産取引ガイド

    フラット35史上最低金利を大幅に更新!

    安心の全期間固定ローンをお得に実現するチャンスです。政府のマイ…

  3. 不動産取引ガイド

    持ち家派は知っておくべき、民法改正とは!?

    今年そして来年と、相続に関連する法律が立て続けに改正されています。…

  4. 不動産取引ガイド

    ポピュレーションステレオタイプ(習慣・伝統による動作の特性)を考慮して!

    ポピュレーションステレオタイプ(習慣・伝統による動作の特性)とは…

  5. 不動産取引ガイド

    海外赴任者 帰任に備えた日本の家探し 2 【全体スケジュール 編 2/2】

    「海外赴任者 帰任に備えた日本の家探し」シリーズ。今回は、住宅購入のス…

  1. 不動産取引ガイド

    家を建てる費用を見極める:意外と知らない経費の全貌
  2. 不動産取引ガイド

    耐震基準適合証明書と住宅ローン減税 【築20年以内の木造住宅の場合】
  3. リニュアル仲介通信

    旧耐震マンションを 選択するリスクとは?
  4. 不動産取引ガイド

    中古住宅購入の経験者・予定者が「建物検査(インスペクション)」で重視した項目は?…
  5. お金・ローン・税金

    今、ピークを迎えている「ふるさと納税」と「住宅ローン減税」の関係性をご存知ですか…
PAGE TOP