リノベーション

中古住宅だからこそ実現できたこだわりのリフォームと 快適な住空間

過去の新築購入時の苦い経験を活かして
細部に至るまでこだわりのリフォームを実現。

Aさんは築15年以内でなるべくリビングの広い2階建て住宅を探していました。Aさんが見つけたこの物件は大手ハウスメーカーによる築14年の2階建て戸建て。主要駅から徒歩15分と好立地にもかかわらず、広さの割にお得感のある物件でした。
懸念されたのはハザードマップで河川浸水3mのエリアだったこと。しかし地域を理解し、リスクを知った上でできる対策をすれば大丈夫と購入を決断。26帖の広いリビングと価格が魅力的だったとAさんは振り返ります。
新築時から20年間のハウスメーカーによる保証を引き継ぐことができたので、既存住宅売買かし保険は必要ありませんでした。また、仲介の担当者がハウスメーカーと交渉してフラット35利用に必要な中古住宅構造確認書を入手することができました。
Aさんが実施したリフォームは、全室の床・壁紙の張り替えからキッチン・トイレ・洗面など設備の交換、システム収納家具設置など多岐に渡ります。屋根には遮熱塗装を施し、太陽光発電パネルの増設、HEMSの導入、全部屋LED化など省エネにもこだわったリフォームを実施しました。
リビングの壁面に収納棚を備えた間仕切り壁を設置し、リビング側は室内の調湿効果のあるエコカラットで仕上げ、また壁面に新たに間接照明を増設し雰囲気のよいリビングに仕上がりました。家の収納はすべてシステム収納家具へ変更し、引っ越しの際にそれまで使っていた収納をすべて廃棄しました。
Aさんが過去に新築を買ったときは何一つ仕様を変えることができず、無理して生活していたそうです。今回の住宅購入にあたって事前に住宅展示場やリフォームのショールームを数多く見学していたため、どのようにリフォームしたいかを具体的に想像することができ、コンセントの増設や照明の移設など細かな部分を含めて綿密に工事業者と打ち合わせを行い、納得のいくリフォームが実現しました。
玄関タイルの張り替えやウッドデッキの塗装などは友人に譲ってもらった工具を使ってDIYリフォーム。今後もリフォームやDIYで家づくりを楽しみたいと語るAさんでした。

買ってはいけない物件を自分でチェック前のページ

損保業界初の「家族Eye」をご存知ですか?次のページ

ピックアップ記事

  1. 立地適正化計画をご存知ですか?
  2. 住宅購入と 生涯の資金計画
  3. 住宅購入は不安でいっぱい
  4. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  5. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?

関連記事

  1. マンション

    「物件探しジプシー」がようやくたどり着いた好物件

    リニュアル仲介のセミナーに参加して価値観が一変。「買える物件探し」…

  2. リノベーション

    中古戸建てのリスク=劣化の有無きちんと検査して対策を講じれば家は長持ちします。

    既存住宅売買かし保険の検査基準は劣化の判断基準。 購入判断材料とし…

  3. リノベーション

    考えたのは10年間の家族のサイズ 希望条件にメリハリをつけて都心で自分好みの空間を獲得

    「広さ」よりも「予算内で最大限の通勤利便性」を重視。10年単位での…

  4. リノベーション

    間取り変更+用途変更 賃貸物件を住居へリフォーム

    間取り変更や外壁工事など大掛かりなリフォームながらもリフォーム費用は大…

  5. リノベーション

    リフォームは最小限に! 耐震改修+劣化改修で 安心して暮らせる我が家を実現

    耐震診断結果はなんと「0.15」。点数にとらわれす冷静に原因を分析…

  6. リノベーション

    耐震補強はもちろん外壁塗装など家を長持ちさせるリフォームを重視

    ようやく辿り着いたバランスの良い好物件。性能向上リフォームを優先して実…

  1. お金・ローン・税金

    大手銀行 2月の住宅ローン金利引き下げ
  2. 不動産取引ガイド

    固定資産税がかからない土地!?
  3. 不動産取引ガイド

    不動産価格・経費高騰の為、賃貸市場の値上げ交渉も増えている?!
  4. 不動産取引ガイド

    土地の土砂崩れを防ぐ擁壁の種類
  5. リニュアル仲介通信

    平成26年9月 買ってはいけない土地がある?!
PAGE TOP