不動産取引ガイド

まさかの備えに自宅の標高を把握しておきましょう!

ご存知の方も多いかもしれませんが、国土地理院(こくどちりいん、英語:Geospatial Information Authority of Japan)のホームページにて、自宅の標高を把握する事が出来ます。興味のある方は早速、下記のホームページより、調べてみて下さい。

<<国土地理院HP>>
(標高を確認してみましょう)

http://www.gsi.go.jp/johofukyu/hyoko_system.html(使用方法について)

ちなみに私の自宅の標高は「2.1m」でしたので、水害が発生した場合はかなりアウトな状態でした。

国土地理院という機関は国土交通省設置法及び測量法に基づいて測量行政を行う、国土交通省に置かれる特別の機関です。

国土地理院は日本国内における「すべての測量の基礎となる測量」(基本測量)を自ら行うほか、国土地理院以外の国の行政機関や公共団体が実施する公共測量の指導・助言を行っているようです。
また、地理空間情報の国際標準化や国際連合地名標準化会議・地理学的名称に関する国連専門家グループなどの国際会合への参画、宇宙測地や重力測定の国際的事業への参画など、国家地図作成機関としての国際協力も担っています。
また、測量士試験、測量士補試験、測量士登録行政も行っています。

国土地理院は一般に国の基本図である「地形図」の発行元として知られ、これを基に測定・公表される「全国都道府県市区町村別面積調」は、地方交付税法に規定する、地方行政に要する経費の測定単位に関する数値の算定基礎として用いられています。
また、災害対策基本法第2条第3号及び武力攻撃事態法第2条第4号に規定する指定行政機関として、地震・火山噴火等の災害時や武力攻撃事態等において、地形図や空中写真をはじめとする地理空間情報の提供やGNSS測量などによる災害観測も行うっているようです。

今回の記載のきっかけは、私が住む自治体からの防災冊子の中に入っていたことで、興味を持ったためです。標高が高ければと良いという話ではありませんが、水害のリスク回避には多少の標高差が必要です。

住宅購入時に国土地理院の仕組みを使ってみていただき、検討物件の標高がどれくらいかを把握してもらえれば、購入後のリスク回避につながるものと考えます。

ぜひ、今後の住宅購入の参考にしていただければ幸いです。

***************************************************

■不動産の資産価値を即座に判断

セルフインスペクションアプリ「SelFin」

https://self-in.com/ (ご利用は無料です)

**************************************************

エアコンを隠ぺい配管にすると、どんなメリット・デメリットがあるの?前のページ

2018 年3月度の不動産相場次のページ

ピックアップ記事

  1. 危険な場所は 地形図で見分ける
  2. 住宅購入と 生涯の資金計画
  3. 立地適正化計画をご存知ですか?
  4. 住宅購入は不安でいっぱい
  5. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?

関連記事

  1. お金・ローン・税金

    産休・育休中でもフラット35が利用できる!

    住宅ローンを利用する際に、フラット35も検討される方もいらっしゃると思…

  2. 不動産取引ガイド

    築年数でリフォーム金額を想定!?~木造戸建て編~

    中古住宅を検討する上で不安になるのがリフォームの金額です。住宅の状態は…

  3. お金・ローン・税金

    住宅ローン減税で失敗する人が多いです。

    毎年1月~3月は弊社のホームページアクセスが急増します。原因は…

  4. 不動産取引ガイド

    築50年の家に耐震改修は必要か?

    先日お問い合わせがあった事例です。住宅の耐震化の難しさを改めて実感しま…

  5. 不動産取引ガイド

    売る時に資産価値が下がりやすい物件とは(エリアの平均価格に対して著しく価格が高いマンション)

    「売る時に資産価値が下がりやすい物件とは?と」いうことでいくつかシリー…

  6. 不動産取引ガイド

    住宅ローンはこのまま「変動金利」を選択して大丈夫か?

    日本銀行のマイナス金利政策解除を受けて、家計への影響が大きいのは住宅ロ…

  1. お金・ローン・税金

    賃貸VS持家という鉄板ネタ
  2. 不動産取引ガイド

    防災の基本は最悪の想定から
  3. 不動産取引ガイド

    <コロナ禍の住宅購入> 住宅購入前に「家計費の見直し」を検討する?!
  4. 不動産取引ガイド

    住宅ローンで「変動型」を選択される方の注意事項!
  5. 不動産取引ガイド

    春の住宅購入最新トピックス
PAGE TOP