不動産取引ガイド

床下点検ロボが床下浸水・白蟻被害を調査!

住宅インスペクションが徐々に普及していますが、「床下点検ロボット」というのはご存じでしょうか?

床下点検ロボットは、人の出入りが難しい狭い場所や、危険な場所などに人の代わりに進入し、すみずみまで調査を行うことが出来るロボットです。

床下点検の場合、一般的には調査員が床下に潜って検査しますが、やはり狭いため、身動きが取りにくいという難点があります。

一方でロボットであれば、狭い場所でも全方位をくまなく確認することができます。

ただ現状では、そのロボットの操作には専門知識が必要となっています。

(一社)住宅産業先端技術革新協議会では、「床下点検ロボット」を用いた床下点検を行なう技術者の認定資格「床下点検技術者資格」を設け、調査員の育成を図りながら、その普及に取り組んでいるところです。

床下点検ロボット以外にも、屋根の劣化点検におけるドローンの利用や、AIによる価格の自動判定システム、バーチャル内見など、お住まい探しに新しいIT技術がどんどん取り入れられ、不動産業界も変わってきています。

お住まい探しをされる場合には、まずはしっかりと情報収集をしたうえで、失敗しないお住まい選びをするようにしましょう。

二世帯住宅は建て方で、節税も出来る??前のページ

住宅のメンテナンスに適切な時期や修繕費用の目安は?次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入は不安でいっぱい
  2. 買ってはいけない物件を自分でチェック
  3. 立地適正化計画をご存知ですか?
  4. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  5. 土地価格の相場を知る方法

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    中古を買う際のリフォーム費用について

    中古住宅を購入する時には最近ではリフォーム済の物件も増えてはいますが、…

  2. 不動産取引ガイド

    マンションのゲストルーム活用法 トラブルを避けるた為のポイントは?

    近年、フィットネスジムや温泉、キッズルームなど、共用施設が充実している…

  3. 不動産取引ガイド

    「マンション管理計画認定制度」をご存知ですか?認定第1号は「高島平ハイツ」

    ■マンションの管理に自治体がお墨付きを与える「マンション管理計画認定制…

  4. 不動産取引ガイド

    中古住宅購入時のリフォームは建築士事務所登録のあるリフォーム会社へ任せましょう

    悪質リフォーム会社に関する報道を久しぶりに見かけたので記事にしました。…

  5. 不動産取引ガイド

    低層マンション絶滅の危機

    低層マンションは、容積率の低い住宅地に建てられることが多く、良好な住環…

  6. 不動産取引ガイド

    2018 年2月度の不動産相場

    公益財団法人東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)から、2018…

  1. 不動産取引ガイド

    「住宅購入で大切な「接道義務」の基本を理解しよう」
  2. 不動産取引ガイド

    終活で心配なこと・・・!「家じまい」よりも〇〇〇!
  3. 不動産取引ガイド

    住宅ローンについての素朴な疑問にお答えします
  4. 契約関係

    不動産用語解説。「セットバック」とは?
  5. 不動産取引ガイド

    不動産購入時に意識したいサイバー攻撃?! 実は自然災害よりリスク?!
PAGE TOP