不動産取引ガイド

新築マンションなのに、契約解除という事態がおこります。

先日、報道にありました、問題となっているのは、東京・文京区の静かな住宅街の中にたたずむ、地上8階建てマンション。
このマンションは、全戸完売にもかかわらず、契約解除という、異例の事態になっています。
2016年2月には、入居となっていたにもかかわらず、売り主からの一方的な契約解除という異常事態になったのは、都知事の付属機関である東京都建築審査会が下した、建築確認を取り消す決定だったのです。

その原因はこのマンションの駐車場を避難階としていたからです。
駐車場から外に出るためには、段差およそ2.5メートルのスロープを上がらなければいけないため、建築審査会は、駐車場を避難階ではないと判断したそうです。

建築計画が持ち上がった2004年から周辺住民とトラブルがあったと報道されています。

一般の方が新築マンションを購入する際に工事中のトラブルや周辺住民とトラブルがあった事など分からず住んでからトラブルに巻き込まれるかも知れません。購入の前に不安に思う事はプロに相談されることをお薦めいたします。

このところ相次ぐ新築マンションの問題が報道されておりますが、弊社は中古住宅をおすすめしております。特に築10年以降マンションですと価格も安定し地盤に問題があれば表面化してきますので購入後に住めなくなる様な問題は起きにくいと思います。
大切な家族と過ごす場所なので慎重に検討したいものです。

もし、気になる物件がありましたら弊社のエージェントにお気軽ご相談ください。
リニュアル仲介、渡辺でした。

年末調整で地震保険控除の申告はされましたか?前のページ

中古住宅購入の経験者・予定者が「建物検査(インスペクション)」で重視した項目は?次のページ

ピックアップ記事

  1. 住宅購入は不安でいっぱい
  2. 土地価格の相場を知る方法
  3. 住宅購入と 生涯の資金計画
  4. 建物インスペクションを実施する最適なタイミングとは?
  5. その家は人口減少した将来でも売ることができる家ですか?

関連記事

  1. 不動産取引ガイド

    住宅ローンで「変動型」を選択される方の注意事項!

    金融機関から最もいい条件と提示された「変動型」の住宅ローンに決める方が…

  2. お金・ローン・税金

    あなたはどの金利タイプ?

    ご自身の状況にあった金利タイプを選んでますか??住宅ローンで欠…

  3. 不動産取引ガイド

    防犯対策は万全ですか?

    空き巣などの住宅を狙った侵入窃盗が、毎年多く発生しています。ガラスを破…

  4. 不動産取引ガイド

    3.11 あれから6年

    6年という月日が経ちましたがまだまだ復興の真っ最中です。当時生まれ…

  5. 不動産取引ガイド

    政府が少子化対策として、3世代同居に力を入れる?!

    おはようございます。法人営業部の犬木です。本日は「政府が少子化対策とし…

  1. 不動産取引ガイド

    固定資産税の根拠となる新築建物の価格
  2. 不動産取引ガイド

    もしも金利が上がったら…
  3. かし保険

    耐震適合証明書の発行される条件とは!
  4. 不動産取引ガイド

    ハザードマップの活用法
  5. 不動産取引ガイド

    自己資金の割合が大きいほど金利優遇?
PAGE TOP